第十九話 Gゴースト
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その後も次々と来店する宇宙人たち。
そんなこんなで侵略の意志の無い宇宙人たちのたまり場となっている夜のキャピトラの姿。
「・・・俺はもうこの店で何が起きても驚かない」
『・・・奇遇だな翼・・・俺もだ』
宇宙人たちと同じテーブルでジュースを飲む翼と烈斗。流石になれていないので固まっている。
するとお客さんのガッツ星人を見た畢は・・・
「美味そう・・・」
「びく!」
硬直するガッツ星人。
「鶏っぽいからかな・・・美味そう〜」
あっさり馴染みはじめた香澄の言葉にもびくっとするガッツ星人。
そして
「へぇ〜ペガッサではそんな技術がメトロン星ではそんな理論が」
とペガッサ星人とメトロン星人の学問や技術に興味を持つ新之助。
「本当に大丈夫なのかこれ?」
心配そうに見守るラン。すると畢は・・・
「なんじゃと?人類みな兄弟の精神は?エースの願いは?ウルトラ五つの誓いは?・・・第一お前のチームだって異なる種族だろうが・・・悪さしなければ別にどうでも良いし」
「そういうもんなの?・・・い?」
ランが頭を抱えて振りかえると・・・
「きゃはははは♪ペガちゃ〜ん」
ペガッサ星人に懐いているマユ。ペガッサ星人もニコニコしながらマユの相手をしている。
「マユの方が順応性高いのかな?」
等と夜のキャピトラは別の意味で賑やかになるのであった。
脱線はここまでにし本題に戻るガンダムボーイ。
「そういえば・・・ゴーストの奴はどうすればいいんだ?」
「勝ってもハイ成仏って事にはならないし・・・」
すると翼と香澄に畢がスープを出した。
「何これ?」
「中身何にも入ってない」
「まぁ良いから飲んでみろ」
翼と香澄は顔を見合わせ一口飲んでみると・・・
「・・・美味しい」
「これどうやって作ったの?」
畢がキッチンを見せると捨てちゃうような部分の野菜など余った材料を指さした。
「え?・・あれだけ?」
「コクコク・・・皆が旨味を出し切っただけのスープなのだ・・・美味しかったのは旨味を出し切った副賞でしかないのだ」
何時もぼーっとした顔で何考えているか分からない畢からためになるのかどうかすら危うい言葉を聞く翼と香澄。
そんなこんなでプラモ狂四郎に泊まり込むことにしたガンダムボーイ。
バトルフィールドの部屋の前で張り込みをしながら・・・
「大丈夫翼?相手ゴーストだよ?もしもの時があったらどうするの?・・・私妖怪は好きだけどゴーストはちょっと苦手」
いざ実行に移すとなると少し不安になる香澄。
すると翼が
「・・・ちょっと・・・言い出しっぺなのにそれはナシ
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