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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百二十八話
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していた。
色々触りたい時期なのだろう。
「でねでね!お兄ちゃんが住んでた部屋に泊まって良いっていってた!」
「おー…成る程そうやって釣ったのか。
まぁ、見られて困る物も特に置いてきてないが」
なお一夏と千冬の部屋は篠ノ之夫妻の厚意でそのままにされている。
そこで家のチャイムが鳴らされた。
一夏達が許可を出す前に玄関のドアが開けられ、箒がずかずかと入ってくる。
「おじゃまします千冬さん。
円香。迎えに来たぞ」
「あ、箒お姉ちゃん!」
円香がとてとてと箒に駆け寄り、抱きつく。
「あら、彼女が箒?」「ご主人様の嫁?」
「む。FA:Gか」
箒の視線がマテリア姉妹に注がれる。
「円香とお前の護衛だ」
「私の? 私に護衛はほぼ不要だと思うのだが」
「お前の護衛はついでだよついで」
「むぅ…私もただ守られるだけではないのだぞ?
この前ヘカートUを防いで見せたではないか」
「不意討ちされたらどうしようもないでしょ。
あとそこの金髪と茶髪も円香の護衛ね」
「些か過剰だと思うぞ? 護衛なのだろう?
目立つのは反って逆効果じゃないのか?」
「この前円香の重要性は話したと思うけど?」
数日前、一夏は身内━━ここでは戦闘ができる知り合いという意味━━を集め、円香を気にかけるよう言った。
「うむ……円香を守りたいお前の気持ちはわかった。ここは引く。
だがいつまでもこうだと円香に自由がない」
「そこら辺は考えてる。抜かりない」
「ならいいのだが…」
「?」
円香は兄と義姉の会話をぽかーんとしながら聞いていた。
「一夏。円香に準備はさせてるんだろう?」
「ああ、させてる。というかブランに持たせた」
「では円香。行こうか」
「うん!」
箒と円香が手を繋いで、リビングを後にする。
「お兄ちゃん!お姉ちゃん!いってきます!」
「いってらっしゃい」
「ああ、行ってこい」
円香、箒に続いてスコール、オータムが出ていく。
マテリア姉妹は円香の肩に大ジャンプで飛び乗った。
「頼むぞ。スコール」
「ええ、任せてちょうだい。給料分の仕事はさせてもらうわ」
「それは頼もしい」
スコールが一夏と話している間、オータムはドアの外で待っていた。
「オータム。円香を頼んだ」
「はっはいっ!」
「はぁ……。いっていいよ」
スコールがクスリと笑い、オータムの肩に手を回しながら出ていった。
「…………よし」
「ゅ?どうしたの姉さん? そんな覚悟決めたような顔して?」
千冬は一夏を抱き抱えた。
そのまま、リビングを出る。
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