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レインボーロケット団襲来!〜愛の女神ルリと平和の女神リーリエ〜
カルテット・デート(後日談)
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「このマリンチューブを通った先にあるセイガイハシティの海はメイさんの瞳の色のようにもっと綺麗なんだ、行ってみようよ」

 

「テツ君ったら……」

 

テツがさりげなくメイの容姿を褒め、8人はマリンチューブに入る。マリンチューブは最先端の技術を駆使して作られた海底トンネルで、透明のドームに囲まれた通路からは海の中に生息するいろいろなポケモンの姿を見る事が出来る。8人は海の中を優雅に泳ぐバスラオ、マンタイン、 ママンボウの姿に見とれながら歩く。そうしてまっすぐ歩いているとなんとホエルオーがマリンチューブの上を通っていった。

 

「ホエルオーは午後3時から午後4時の間、ごくまれにマリンチューブの上を通ったり下をくぐったりするんだ」

 

キョウヘイがそう説明するとルリ、ヨウ、リーリエ、メイ、テツ、ミヅキ、ハウは自分達の運のよさに喜びマリンチューブを出る。マリンチューブを出た先は南国の雰囲気が漂うリゾート都市、セイガイハシティだ。

 

「なんだかポニじまの海の民の村に似てるなぁ」

 

ヨウがセイガイハシティへの第一印象を口にする。確かにセイガイハシティと海の民の村は街の民家が海の上にあるという共通点がある。

 

「あ!あそこにプルリルの顔出し看板があるよ!せっかくだし皆で記念の写真を撮ろうよ!」

 

ミヅキがそう言うとプルリル♂とプルリル♀の顔出し看板でキョウヘイとルリ、ヨウとリーリエ、メイとテツ、ミヅキとハウの組み合わせで今回のカルテットデートの記念となる写真を撮った。

 

「さて……、まだ午後3時だしこれから海水浴よー!」

 

メイが皆に海水浴をしようと提案する。

 

「賛成ー!リーリエ、水着持ってきてよかったね!」

 

「は……、はい……。でも私、泳げないのです」

 

「泳ぎなら僕が教えてあげるから大丈夫だよ」

 

「ボクはメイさんの言う事なら何でも賛成だよ」

 

「おれもメイさんに賛成ー!」

 

「ルリの水着姿が見れる事だし……、いいよ」

 

「もう……、キョウヘイ君ったら……」

 

全員がメイの提案に賛成し、海水浴をする事に決定する。

 

「じゃあ、あたし達女子は水着に着替えてくるね!」

 

メイがそう言い女子達は更衣室に向かっていった。

 

 

 

「リーリエ達まだかな〜」

 

「女の子の着替えは時間がかかるからね」

 

(メイさんの水着姿……、メイさんの水着姿……)

 

「おれはもう泳いじゃってるもんねー!」

 

水着に着替えたヨウ、キョウヘイ、テツ
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