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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜”特務支援課”リーダー、ロイド・バニングス〜
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に目が行くが、奴は”特務支援課”の一員でもあって、クロスベルの解放や碧の大樹攻略にも関わっていたな。しかし、激務の最中休養を無理矢理取らされてアルカンシェルのトップアーティストの一人のあの”月の姫”と温泉旅行なんざ、うらやましい御身分じゃねえか。もしかしてマクダエル元議長の下の方のお嬢さんには秘密の温泉旅行か?」
ロイドに指摘したレクター少佐だったがロイドの説明を聞いてある事実を思い出したレクター少佐は苦笑した後からかいの表情を浮かべてロイドに問いかけた。

「その”激務”の”原因”の一つである貴方達にだけは言われる筋合いはないのですが。それとエリィも今回の件は当然知っていますし、今頃エリィもティオ達と一緒に帝都(クロスベル)に滞在している三帝国のVIPに危害を加える疑いがある”結社の残党”の一斉検挙に参加しているのですから、心配は無用ですよ。」
「なっ!?という事はまさか今頃クロスベルでも、クロスベルにいる我等の仲間も……!」
「やってくれるぜ、あの好色皇………”紅き暴君”と”闘神の息子”の件に対する”対価”がクロスベルに密入国している鉄道憲兵隊や情報局(俺達)について、エレボニア帝国政府・軍とは関係ない事を示す証明書にサインをさせた事から何かあると警戒していたが、まさかそれを逆手に取って潜入していた連中を堂々と”結社の残党”に見立てて、エレボニアのVIP達や第U分校もいる帝都(クロスベル)でも奴等の一斉検挙を行うとはな………――――しかし、”銀”。さっきアンタはアーティスト稼業に専念しているって言っていたが、こんな所で油を売っていいのか?確か今夜エレボニア(ウチ)のVIPを含めた三帝国のVIP達がアルカンシェルの観賞をする予定のはずだろう?」
ロイドの説明を聞いてある事に気づいた軍人は血相を変え、厳しい表情でヴァイスの顔を思い浮かべたレクター少佐はリーシャに問いかけた。
「―――ご心配なく。ルファディエルさんの想定では、”今日の夕方までには貴方達を含めたクロスベルに潜伏している結社の残党の一斉検挙を終えられますし”、現に今こうして予定よりも早く姿を現してくれたのですから、ここで貴方達を無力化して無力化した貴方達をクロスベル軍・警察に引き渡せば、今夜の公演には余裕で間に合いますよ。なので、私達の公演を楽しみにしてくださっているエレボニアのVIPの方々の為にも、できれば”無駄な抵抗”をせずに投降して欲しいのですが?」
「闇に紛れなければ戦闘を限りなく避けようとする、暗殺者如きが我等を舐めるな!」
「幾らクロスベルの英雄と伝説の暗殺者だからといって、たった2人で我々を制圧できると思ったら大間違いだ!」
「お前達は黙っていろ。それよりも”叡智”が今回の一斉検挙に関わっているんだから、大方メンフィルにとって他国の所属であるお前達がメンフィル帝
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