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執筆手記
ネタバレ注意【SAOIF】チュートリアルの続き
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ダメージ1にすれば、【何も怖くない】って奴もいるしなぁ」

「自分にあったスタイルが一番って事ですね」

「まぁ、チュートリアル中は盾しか作れないからな、さっさと作っちまえ」

「はい――――HPボーナス☆3が出ました」

「死に辛くなったな」

「これって、もう一回作っても良いんですか? 素材がまだあるみたいですけど」

「作っても良いけど金の無駄だぞ? このゲーム売値はどんな物でも1コルだからな、チュートリアル終わったらもっと強い盾も増えるし」

「どんなボーナスが付くかもう一回試してみたいんですけど……」

「この後は店売りの装備を整える予定だったんだが、金が足りるかな。まぁ試して見たらどうだ?」

「はい――――HPボーナス☆2と攻撃力強化☆3が出ましたよ!」

「うん。正直微妙」

「……ですよねぇ、素材も無くなったし次に行きますね」

「次は鍛冶屋か、ここはソードスキルの強化や武具の強化をする所だな、生産所で良いボーナスが付いた武具を鍛えるんだ」

「今は武具だけですね」

「生産ボーナス付いてるのはさっき作った盾だけだろうから、盾の強化だな」

「盾は2つ作りましたよね、どっちを鍛えようかな」

「ボーナス2つ付いてる方だろ」

「あれ? これって一回選んだら他の装備は選べなくなるんですか?」

「左上の二行目に【装備再選択】があるだろ?」

「あ、ありました。ボーナスが2つ付いた盾を強化しますね――――強化アイテムを何個使ったら良いですか?」

「一個で良い、お試しだし、強い盾はこれから沢山増える」

「全部注ぎ込んだら駄目なんですか?」

「お前、気になったら全部試さないと気がすまないのか?」

「やってみたくなっちゃいまして」

「損をするのはお前だしやってみたら良いんじゃないか? ちなみに槍は両手装備だから、その盾は装備できんぞ?」

「え? 片手剣なら盾を装備できますよね?」

「もちろんできるが、槍を使わないと雑魚倒すのは面倒だぞ?」

「とりあえず、【鮮烈なる一撃】が当たりましたし、使ってみたいんですよ」

「まぁがんばれ」

「はい」

「強化が終わったら、おまちかね単発ガチャだ。

 別に此処で単発を引かずにイベントをこなして11連分のジェムが溜まるまで待つのも良いがどうする?」

「今引きます!」

「【蒼の追随】が出なかったら、ゲーム削除してアプリダウンロードな?」




 結果から言うと、この日から五日間【蒼の追随】は出なかった。
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