残り一人のジンロウを探して〜零side〜
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―猿也さんはどれだけ言っても自分から毒を飲むことをせず、ずっと暴れていた。
――――そんな猿也に、聖月は無理矢理毒を飲ませて殺した。
――――彼女は泣いていて、猿也がピクリとも動かなくなると、彼を抱きしめて泣いた。
――――初めて見るような彼女のその行動を見ていると、気が狂ってしまったように涙が出てきそうになる。
――――ここで涙を流しても無駄な事はわかっている。
――――だけど、僕を誤魔化すために涙を使おう。
この日、僕はこのゲームを始めて、初めて涙を流した。
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