第61話
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ビエの後に答えたアルフィンの答えが気になったマキアスは不思議そうな表情でアルフィンに訊ね、理由を察していたリィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。
「うふふ、大方魔力や身体能力を強化されたエリゼお姉さん達のように”性魔術”で元々備わっていた魔術師としての才能が覚醒したからじゃないのかしら♪」
「うふっ♪確かに二人は”夫婦”なんだから、”そう言った行為”――――”子作り”をする事も当たり前だものね♪」
「ブッ!?」
「レ、レン教官!?エルファティシアさんまで……!」
(実際その通りだから、冗談になっていないわね、レン皇女殿下の推測は……)
からかいの表情を浮かべたレンとエルファティシアの話にその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中リィンは吹き出し、セレーネは顔を赤らめて驚き、エリゼは呆れた表情をし
「な、ななななななな……っ!?」
「……そう言えば内戦の時にリィンやエリゼ達が人外じみた身体能力や凄まじい魔力を身に付けている理由が”性行為”による魔術とやらで強化された事を殲滅天使がアタシ達にも解説していたわね………確かに魔王、聖女の娘に竜の姫君、精霊王、そして女神と結ばれた事でそれぞれに秘められている凄まじい霊力を宿すリィンとアルフィン皇女が結ばれれば、元々備わっていたアルフィン皇女の魔術師としての才能が覚醒して当然でしょうね…………」
「セ、セリーヌ!」
「ハッハッハッ、アルフィンともしっかりやることはやっていて、アルフィンまで強くしてくれるなんてさすが経験豊富なリィン君だね♪」
「お兄様、お下品ですわよ。」
「あいた。」
我に返ったマキアスは顔を赤らめて慌て、呆れた表情でリィンとアルフィンを見つめて呟いたセリーヌの説明を聞いたエマは顔を赤らめて声を上げ、声を上げて笑ってからかいの表情を浮かべたオリビエの言葉に呆れたアルフィンは常に携帯している突っ込み用のハリセンでオリビエの頭を叩き
「うふふ、という事は既にリィン様と結ばれたお嬢様も、もし魔術師としての才能がおありでしたら、皇女殿下のように魔術師としての才能が既に覚醒したり、エリゼ様達のように身体能力が強化されているのでしょうか♪」
「みんなの前でとんでもない事を言わないでよ、シャロン!!」
更なる火種を口にしたシャロンの言葉にリィン達が再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中アリサは顔を真っ赤にしてシャロンを睨んだ。
「フッ、それで、話は戻すがこの塔の屋上にいるのが昨日の”神機”というわけか。」
静かな笑みを浮かべたオリビエは気を取り直して塔を見上げ
「ええ、ハーメルで戦った巨大神機とは異なりますが………旧共和国軍を壊滅させた飛行型の後継機みた
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