突き上げる海流
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クションが大袈裟よ、長鼻君」
「そうだぞ、ウソップ」
平常運転のアキトとロビン
「でもやっぱり、気が合いそうね、私達。今、確信したわ」
やはりロビンもそう感じていたようだ。
アキトは精神年齢、ロビンは実年齢との関係で?み合っているのではないだろうか。
「あら、アキトは今、何を考えていたのかしら?」
「いやぁ、まあ。別に何も?」
顔が近い。
とてもロビンの顔が近い。
あと一歩踏み出せば、顔と顔がくっ付いてしまいそうだ。
怖い。
普通に怖い。
ロビンの顔は笑っているが、目は笑っていない。
「私の思い違いでなければ、アキトは何か失礼なことを考えていた気がするんだけど」
「いや、あの、恐らくロビンの思い違いではないかと……」
既に身体は両腕、両足、上半身、下半身の全てがハナハナの実の力で拘束されている。
何という早業であろうか。
斥力の力を放出すれば、容易に拘束を解くことは可能だが、今は駄目だ。
今、このタイミングで能力を使用すれば取り返しのつかないことをしてしまう。
アキトは唯一動かすことが出来る顔を動かし、ロビンの拘束から逃れようとしていた。
「モテモテじゃねェか、あの兄ちゃん」
「羨ましい限りだな、おやっさん」
「いや、あれは少し違うだろ」
クリケットさん達はアキトの身を案じながらも、上層に位置する空島に目が釘付けだ。
その後、ロビンに拘束されたアキトが全員分の入国料を支払い、天国の門を通り抜ける。
白海名物"特急エビ"がメリー号を軽々と持ち上げ、"空島"へと誘っていく。
次なる目的地、神の国"スカイピア"
ルフィ達を待つのは光か、それとも闇か
それは誰にも分からない。
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