暁 〜小説投稿サイト〜
世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
突き上げる海流
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した後も、航海は続く。
 突如、上空から強襲してきた仮面の男の存在

 大気に満ちる酸素濃度の影響により、戦闘能力が低下するルフィ達
 ピンチに陥ったルフィ達の助太刀に参上した甲冑の老人、自称"空の騎士"

 その後、だせぇペガサス、ピエールの主であるガン・フォールを見送り、ルフィ達は舵を切る。
 雲の上を進み、メリー号は"HEAVEN'S GATE"へと辿り着いた。



「上層に行きたいのなら一人、10億エクストル払うことだね」

 自称、"天国の門"から姿を現すはカメラを手に有した婆さん
 珍妙な服装をしている。
 
「それに通らなくても良いよ(・・・・・・・・・)……。私は門番(・・)でも、衛兵(・・)というわけでもないからね」

 何とも意味深なことを言う婆さんだ
 これでは"入国料"が今後の空島人生を左右していると言っている様なものだ。

 恐らくこの場で"入国料"とやらを払わなければ罰せられることになるだろう。
 ビビとロビンも事の重要性を理解していると見える。

「ナミさん、現状のウチの持ち金で払えるか?」
「無理ね。流石に入国料を支払う程、お金を持ってないわ」
「なら俺が払うしかないな」
 
 入国料、一人10億エクストル
 現状、クリケットさん達を含め、メリー号には12人が乗っている。

 つまり、計120億エクストル
 1万エクストルで1ベリー、つまり計120万ベリーだ。

「おい、お前ら。船長として言っておくが、お前達金の使い方粗過ぎるぞ」

 ルフィの信じられない言葉を受け、ナミ達が一瞬固まり、ルフィをボコボコにする。

「誰のせいで金欠になっていると思ってるんだ、手前ェは!?」
「お前の食費のせいだぞ!」
「金欠な私達の状況を顧みて、アキトがお金を出そうとしてくれているんでしょうが!」
「それを分かってんのか!?」
「ご、ごべんなさい……!もう言いまぜん……!」

 蹴られ、殴られ、踏みつぶされたルフィが懺悔する。
 船長に対してのこの扱い、散々である。

「あの婆さんも払わなくてもいいって言ってるんだし、別にアキトが入国料を払う必要はないのよ?」
「良いのか?この場で入国料を払わなければ、不法入国になるぞ?」

 先ず、間違いなく罰せられてしまうだろう。
 不法入国とはそういうものだ。

 先程、あの婆さんは写真を撮っていた。
 あれは不法侵入者リストを作っていたに違いない。
 
「不法入国してしまうとどうなるんだ?」
「そうね、トナカイさん。仮に不法入国をしてしまった場合、まず間違いなく私達は捕縛されてしまうわね。その後は、運が悪ければ処刑ね」
「だから、いちいち例えが怖ェよ、ロビン!?」
「いちいちリア
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