第29話:課題消化!(その4:皇帝一家精霊とご対面!!)
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精霊か。集まるとこのように見えるとは、不思議なものだな。」
皇帝ばかりでなく、姫様達も驚いています。父上達も精霊を見るのは初めてなので一様に目を丸くしていますね。
これは、折角ですから上級精霊の紹介もしておきましょう。どうせ、後の話で出てきたら、見せろと言われるでしょうから、この際です。
「風の上級精霊『ジン』よ、水の上級精霊『クウィンティ』よ、火の上級精霊『サラマンディア』よ、そして土の上級精霊『ラサ』よ、私の元に来て下さい。」
目をつぶって、大きな声で叫ぶと、彼方から上級精霊達がやってくるのが感じられます。南の空から『サラマンディア』、東の方から『ジン』が飛んできました。家の水が盛り上がったかと思うと『クウィンティ』がこの前と同じ女性型になって現れ、僕の近くの土が盛り上がって『ラサ』が現れました。
「良く来て下さいました。風の上級精霊『ジン』、水の上級精霊『クウィンティ』、火の上級精霊『サラマンディア』、土の上級精霊『ラサ』」
[初めて自分から我らを呼んだな。この状況から見ると大体解るが、どんな用かな?]
代表で[ジン]が話してくれました。
「突然呼び出して申し訳ありません。本日は私の住む国の皇帝閣下がお見えになっておりますので、私の家族を含め、きちんと皆さんを紹介したいと思いお呼びしました。」
[そうか。それで、誰がその皇帝とやらなのかな?]
上級精霊がみんなで東屋の方を見ます。僕もそちらを見ると、母上を除き、みんな固まっていました。屋敷の人間でも別々に見た事はありますが、全部の上級精霊が纏まっているのは初めてですから、やっぱり刺激が強かったようです。それにしても流石母上ですね。
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