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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百二十三話
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「ふみゅ…………弾…?」

「お、やっと起きたか一夏」

気付いたら弾におんぶされていた。

「どーいう状況?」

「猫化したお前が幼児退行してたんだよ」

ふむ…幼児退行ね…。

「チッ…やるんじゃなかった」

「軽いトランス状態…っていえばいいのか?
お前の意識ってないんだろう?」

「ああ、どうもな。俺の奥底にある幾つかの人格…というか無意識が外に出ちまう」

やっぱり橙を憑けてるせいなのかなぁ…?

どうも無意識下の行動が猫っぽくなる。

「ま、可愛いからいいんだけどな」

「ホモかよお前」

「おいおい一夏。猫が可愛いのは万国共通だぞ」

たしかに猫はかわいいけど…。

「ところで一夏。勝手に連れ出したが日光は大丈夫なのか?
一応直射日光には当たってないはずだが…」

「安心しろ。山あいのこの地域でこの時間じゃ俺のパッシブバリアで大丈夫さ」

事実この地域は山に囲まれ日暮が早い。

夏だというのにもう太陽が山に隠れている。

「パッシブバリア…お前の肌の白さの理由か?」

「まぁね」

これのお陰で真夏正午の直射日光下でも肌がヒリヒリする程度で済むのだ。

「そろそろ着くけど、歩けるか?」

「いや、家までこうしてくれ」

歩くのだるいし。

「はいはい…」

そうしている間に家に着いた。

「俺はここで。じゃぁな、一夏」

「おう。またな」

靴をはくのが面倒なので弾から受け取った靴を手にもって浮遊して家に入る。

「ただいまー」

「お帰りなさいお兄ちゃん!」

バタバタと円香が走ってきて抱きつかれた。

「おう。ちゃんと勉強してたか?」

「うんっ!」

そこで違和感に気づいた。

もう一人抱きついてくるはずだが…

「円香、束さんは?」

「あのねー。束お姉ちゃん帰っちゃった」

「束さんが?」

と聞けば、円香は嬉しそうに答えた。

「うん!それとねそれとね!千冬お姉ちゃん今日帰ってくるって!」

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