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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第40話 聖剣を超えろ、祐斗の新たなる力!
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飛ばした。
「な、何が起きたんだ……?」
状況が分からない祐斗は困惑した様子を見せるがその球体が人間の形になるとあり得ないと言った表情を浮かべた。
「リ、リナリーなのか……?」
『……久しぶりだね、イザイヤ』
祐斗は球体が変化した人間を見てリナリーと名を呟いた、そのリナリーと呼ばれた人物は祐斗をイザイヤと呼んだ。
「イザイヤ?それって確か祐斗君がリアスに拾われる前に名乗っていた祐斗君の本名ですわ」
「じゃああの人は祐斗先輩の同志の方ですか?」
イザイヤという名が祐斗の本名だと朱乃が説明する、それを聞いた小猫は彼女が祐斗の同志だと理解した。
「皆……」
球体がいくつにも分かれそれぞれが男女、人の形になり祐斗を囲んでいく。そして祐斗を懐かしそうで哀しげに見つめていた。
「リナリー、僕はずっと思っていたんだ。皆を犠牲にして僕だけが生き残ってしまった……本当にそれでよかったのかって……僕も皆と一緒に死んでしまった方が良かったんじゃないかってずっと思っていたんだ……」
『イザイヤ……』
「君たちは僕を恨んでいるのかい?だからここに姿を現したのかい?」
『……ふふっ、あなたは本当に優しい人ね』
後悔する祐斗にリナリーと呼ばれた少女は優しい笑みを浮かべた。
『私たちはあなたを恨んでなんかいないわ、寧ろずっと私たちの事を想ってくれて嬉しかった』
「リナリー……」
『でももういいの、私たちに捕らわれないであなたはあなたの為に生きて。それが私たちの願いだから』
「そんな……出来るわけないだろう!僕は……皆と一緒にいたかったんだ!」
『……ありがとう、イザイヤ。そう言ってくれるだけで十分に嬉しいわ。でも私たちはもうあなたには会えないの。だからあなたは新しい家族を守る為に剣を振るって』
「新しい家族……」
祐斗は背後で自分を見つめる小猫たちを見る、するとリナリーと呼ばれた少女が微笑んだ。
『私たちはずっとあなたと一緒にいる、だからもう悲しまないで。私たちの思いがイザイヤ……いえ祐斗を守るわ』
そして祐斗を囲む少年少女たちが口を開き何かの歌を歌いだした。
「これは聖歌ですか?」
アーシアが彼らが歌っているものは聖歌だと呟いた。祐斗は涙を流しながら彼らと共に聖歌を歌う、その歌には彼らの想いが込められていた。苦しい実験の中でも互いに助け合い希望を捨てなかった強い想いがこの場に広がっていった。
『もう大丈夫、私たちの心は何時だって――――――――』
「……ああ、ひとつだ」
淡い光が折れた和道一文字に集まっていく、すると眩い光が辺りを照らし光が収まると和道一文字が修復されてい
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