十二章『予想外』
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〜分前、某山基地
「このカメラをつければいいんすね」
「そうだ、そして君たちは勇次郎が向かったであろう洞窟までたどりついてくれ。そのカメラにはこちら側からの視聴はもちろん、GPS機能もつけてある。・・・もしかしたら洞窟に入ったらGPSとこっちからの視聴はできんかも知れんが・・・」
困った顔をするストライダム、刃牙はGPSには詳しくないものの基礎的なところを知っているため質問した
「どういうことですか?」
「勇次郎が常に我軍の偵察衛星で監視していることは知っているだろう。一般市民がもつスマートフォンの機能より遥かに優れている・・が、その衛星でも彼が洞窟のなかにいる際突如途絶えた」
「・・・」
「君たちにはあの洞窟に入っても構わないが、チェックポイントになりそうなところにはマークしてくれ。それとカメラで変わったものを撮影したら誰か一人でもいいからこちらに直接きて情報を報告を頼む」
「了解」
それぞれカメラを身体につける刃牙たち、一体なにが待ち受けているのか・・・
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なんて思っていたが刃牙たちの予想は遥か彼方の先にあるものだった。
「ブオォォ」
呑気に吠えるリモセトスを他所に呆気にとらわれる刃牙たち。
「・・・・・・・・・ここどこ?」
「・・・・・・・・・神奈が・・・わ?」
「・・・・・・・・ある意味神奈川・・・じゃねえ・・・のか?」
「・・・・・どゆこと?」
「・・・・・・・・えっと・・・昔の・・・恐竜時代の・・・神奈川?」
・・・・・・・・・・・・へ〜・・・・・・恐竜時代の神奈川かぁ・・・・・
・・・・・・・ここが昔の・・・恐竜時代の神奈川かぁ・・・・・・
・・・・・・・・たしかあれ・・・・首長竜・・ってやつだったっけな〜・・・・・・
デッケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・
20mくらいあるかな・・・・重さは・・・20トン・・・?わかんねぇな
・・・・・ほっぺつねってみるか。
・・・・・・・・・『ギュウウウウ』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・痛い
・・・・・・・・・・・・えっ、マジで?
お・・・俺たち・・・
恐竜の時代に・・・・・
タイムスリップしちまったのかッッッッ!!!???
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渓流、エリア5
「あった〜ユクモの木だ〜」
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