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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百二十二話
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side out








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若とがプロフェッサー・タバネを連れて戻ってきた。

「おお、似合うじゃないの若」

「似合わない訳ないだろ。俺だぞ」

とナルシストな事を言ってるが事実似合っている。

病的に白い肌とそれを引き立てる黒いドレス。

とても惹かれてしまう。

フィーネが居なければ間違いを犯していてもおかしくはない。

可憐で、美しく、妖艶。

その小さな体躯には同性とわかっていても引き寄せられる。

あの満月のような瞳に、吸い寄せられる…

魔性、というのだろうか…。

「若、ずっとそれでいたらどうだい?」

「それは勘弁してくれフィーネ」

娘達を見るとぽかんとしていた。

リムもエレンもお嬢も若に見とれていた。

「よう。お前らの希望通り、着てやったぞ」

若がその場でくるりと回った。

ワンピースの裾がふわっと広がる。

あしらわれた星々が流星のように軌跡を成す。

一回転丁度でピタリと止まった後、一礼。

どこで覚えたのやらそこいらの貴族子女よりも様になっている。

「『わたくし織斑一夏と申します。
お見知りおきを、皆様』」

普段より高めの、というか地声で挨拶をする若。

何時もは作っている低めの声ではない。

「どうだ?様になってるだろ?」

と低めの声を作って言った。

「ますたーが壊れた…」

「一夏様は開き直っただけじゃないの?」

「吸血鬼のチャームも無しにあんだけできるたぁ、驚いたな」

気づけば背後に若のファミリア達が立っていた。

「なんだ?俺が開き直ったのがそんなにおかしいか?」

「だってますたーこの前駿河が持ってきた服をきなかったじゃん」

「あれは…まぁ」

と若が言葉を濁す。

スルガ……一時期若をつけていた女だ。

たしか今は姫の管理下にあるはずだが…

「俺は勝手に着せられるのがやなの」

「ふーん……じゃぁこんどいっ君に着せたい服を持ってくるよ」

「あっそ」

その後詳しい話しを詰め、明日から娘達はプロフェッサー・タバネに勉強を教えてもらう事になった。

side out







一夏が星空ドレスを着た翌日。

織斑家のリビングにて。

「ねぇ、三人とも。いっ君と同じタイミングで高校行っちゃわない?」

「「「できるの?」」」

「ふははは!この束さんに不可能はないんだよ!」

「じゃぁお兄ちゃんをやっつけるのは?」

「あ、ごめんそれは無理」

束が懐から錠剤を取り出した。

「これは背が伸びやすくなるお薬。いっ君には絶対にナイショね?
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