Ep6 悔恨の白い羽根
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けれど、お幸せに、リクシア。大召喚師の妹さん。僕らはもうその先を見ない。あなたが夢物語を現実にできるのかはわからないけれど、まぁそんな人がいたということだけは、記憶の片隅に留めておくよ」
それは別れの言葉だった。
リクシアは羽根を受けとり、しかと前を見据えて言った。
「……さようなら。楽しかったわ」
リクシアは、来た道をまた、戻っていく。彼女は振り返らなかった。
その手には、悔恨の白い羽。
「フィオル……アーヴェイ……」
いくら後悔したところで、失われた絆は戻らない。
「ありがとう……」
重い気持ちを抱えながらも、リクシアは宿へと戻る。
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