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リリなのinボクらの太陽サーガ
新生のフォックス
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スチャーしてきた。どうやら道案内してくれるようだ。

そこからは仔月光の案内のおかげで、シェルターまで何の問題もなく到着できた。ギジタイのハッキングで非常に疲れてるというのに、シオンが管制室からわざわざ出迎えてくれたが、どうも今回の件で管理局とは契約を切ったらしく、以降はアウターヘブン社独自の判断で動くことになったとのことだ。

「それで、管理局がこの先もシャロンの身柄を狙ってくるのはこっちも想定している。だから彼らが君に手を出せないように、私達はある決定を下した」

「決定?」

そう聞くとシオンはロケットランチャー(RPG-7)を持って……、

「これから毎日管理局を焼こうぜ?」

「よし乗った」

「乗るなぁああああああああっっ!!!!!!!!」

ティーダの絶叫が夜闇に轟いた。……個人的には本気のつもりだったんだけど。

ちなみに彼は今、シェルターに到着したことでデバイスを没収されており、両手を手錠で拘束されて座らされている。いわゆる処遇待ちの状態だ。

「まあこれは置いといて、シャロンにはアウターヘブン社の特殊部隊の指揮官になってもらいたいんだ」

「し、指揮官!? ちょっと待って、なんで急にそんな大役……!」

「まあその反応も当然だ、私もそれは想定していた。ただね、何も無謀な試みとは思ってないよ。だって君、今日一日だけでアンデッドと敵兵器の撃破数、ケイオスさえ上回ってるんだよ?」

「ん、言われてみれば確かに」

「え、私そんなことしたっけ? ……あ、もしかして旧シェルターのアレ?」

「そうだよ。あの時の君の作戦が無ければ、今回の戦闘はまだ続いていた。それに君が一部隊の指揮官になれば、私達は君の援護を大っぴらに行える。今回みたく事を荒立てないよう隠密的にやる必要はなくなるんだ。要するにアレだ、私達が君を守るためにも、君には私達を導く“旗”になってもらいたいのさ」

「旗……」

「もちろん、シャロンは指揮なんて経験したことないだろうから、私達が全面的にサポートする。特殊部隊って言い方で勘違いしたなら、専属のSPって見てもらっても構わない。でも君はずっと不在だったとはいえ、アウターヘブン社の中では古参だし、世紀末世界にいたことでアンデッド対策の知識も豊富だ。だから君が自由に動かせる特殊部隊を用意すれば、この絶望的な戦況をひっくり返すきっかけになると私は確信している」

「……」

「はいはい、言われずともわかってるよ、君がこの戦いに巻き込まれたくないって思ってることは。だから安全地帯に引きこもってもらっても構わないし、他の社員も君がそうしたって仕方ないと理解している。なにせ君の心は、次元世界の人間を味方と思っていない。むしろ敵視していると言っていいだろう。そんな君を無
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