第9話 論文提出 問題続出
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るから馬鹿参謀が喚いても先例があると却下される様になれば良いね。
ともかく無駄な戦力の枯渇を行わなければ、ある程度ラインハルトの攻勢を堪えれば、若死にするからそこで反撃すれば、新銀河帝国を内部崩壊させることも可能なはずだ。ラインハルトがチートだから、殺せないけどオーベルシュタインの謀略を逆手にとって嵌めれば何とか出来るかもしれないからな。
まあ、エル・ファシルはラップ先輩に加えてヤン先輩を向かわせるから、何とか成るでしょう。けどその場合エル・ファシルの英雄が2人と言う事になるわけだな。フレデリカがどちらに惚れるかが見物だね。
リンチ少将も可哀想だからて訳じゃなく、変な恨みを残さないように、自ら囮と成って民間人を救った英雄としてヤン先輩達と同列に並べてあげれば、ラインハルトの手先にならないんじゃないかな。まあその時が来ないと判らないけどね。しゃあないや、ヤン先輩に渡す資料の作成を始めようっと。
宇宙暦788年4月15日
■自由惑星同盟軍 宇宙艦隊総司令部 ヤン・ウェンリー
今朝出勤したら、主席参謀ドワイト・グリーンヒル少将に呼び出しを受けた。
「ヤン中尉です」
「入りたまえ」
「はっ」
部屋にはグリーンヒル少将が書類を持ちながら待っていた。
「ヤン中尉、貴官に出張を命ずる」
「出張で有りますか?」
「明日、士官学校へ行き、ロボス校長から子細を聞いて欲しい、
出張期間は2ヶ月ほどだが伸びることもあり得るので、それ相応の準備を行うように」
「了解しました、失礼致します」
しかし、ロボス校長が俺に何の用だ?
まさかと思うが、リーファの差し金か?
まあ明日になれば判るか。
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