第8話 クリスマスの修羅場
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そう、あの阿呆《フォーク》が政治屋のパーテーへ行ってるらしいよ」
「ああ阿呆《フォーク》か、そう言うのは外出許可が出るんだな」
「まあドーソンも政治屋べったりだからね」
「違いないや」
「全く政治家にでもなるつもりかだよ」
「何処のパーテー行ったんだい?」
「何でもサンフォード議員の政治パーテーだってさ」
「へー、あの支持率ばかり気にする三流政治屋か」
「そうらしいよ、自分がブレインに成る気なんじゃない?」
小声でうなずき合う2人であった。
「話は変わるけど、会場の隅で、あんたの旦那が、褐色の美女と一緒にデートしてるよ」
「カスミ、それは本当かい!!」
「リーファ、目が怖いよ。見てくれば判るって」
「隅かどっちのだ?」
「校庭側のだよ」
「ありがとうさん」
校庭側の会場隅へすっ飛んでいくリーファを見ながら。
「ああ行っちゃった、しかしジャーナリストとしては取材に行かねば成らないのだ!」
そう言いながら、リーファの後をついて行くカスミであった。
会場の隅ではダスティー・アッテンボローが褐色の美人と話をしていた。
「そうか、あの場合の運行方法はそう言う事に成るのか」
「そうですよ、恒星を使ったスイングバイの場合は・・・」
どうやら、授業の話をしているらしいが、端から見ると楽しげに見えるため恋人同士の甘い話に見えているらしく、近寄る人が殆どいないのである。
しかし其所へ駆け込む1人の陰が!
「ダスティーーーー!!!」
アッテンボローは声の主に気がつき振り向いた。
「こんの浮気者!!!」
リーファ渾身の突撃がアッテンボローを押し倒す。
驚く付近の人々。
「酷いわダスティー、私という者が居ながら浮気するなんて」
リーファは完全な嘘泣きであるが、弱々しい女を演技する。
リーファとアッテンボローの関係は周知の事実であるので、周りの者がヒソヒソと話し始めている。
アッテンボローが浮気して、リーファが泣いていると。
アッテンボローは浮気なんかしてないけど、慌て始めた。
「リーファ先輩、誤解ですよ。彼女とは只授業のことで話していただけです」
リーファは泣きやまない。
「ダスティー、本当に誤解なら今すぐキスして」
「えっ」
アッテンボローは、それはまずいだろうと考える。
「やっぱり浮気してたんだ、私は捨てられるのね」
周りからの視線が厳しくなっていく。
アッテンボローは覚悟を決めた。
「リーファ」
そう言うと、リーファを抱きしめキスをした。
カズミは一生懸命写真や動画を記録中である。
実は彼女、地下新聞発行の代わりにロボス校長から娘と義理の息子の記録を撮ってくれと契約していたのである。ただでは起きない女、アザイ・カスミ、流石パパ
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