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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十九話
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ジョン!」

小星娘々を魔法で弾く。

「なに!?」

小星娘々が地面に叩き付けられた。

「チッ…名前を得て格が上がったか…」

『おいユートピア。どうやって決着をつける気だ?』

『そこなんだよな…。いっそ逃げるか…?』

『せっかく名前をくれてやったんだ。
逃げるなんてだせぇ事すんじゃねぇぞ』

チッ…

「それにあちらさんもそうそう帰してくれそうにない…か」

道路に叩き付けられた小星娘々が立ち上がり、棍を構えていた。

「さ、来いよ小星娘々」

小星娘々がふわりと浮いた。

「へぇ…飛べるんだ」

恐らくは気功の応用。

俺は飛行術式があるからそっち方面は試してないけど、まぁ、できなくはないだろう。

俺の真正面まで小星娘々が浮いてきた。

「なぁおい小星娘々。お前じゃ俺は殺せないぜ?」

「あぁ、そのようだ」

だから、と彼女は続けた。

「バラバラに切り刻んで封印する」

「へぇ…バラバラ…ね…」

バラバラかぁ…。

『奏、やっぱスクレップ返すわ』

『そうかよ。なら腹にでも刺せ』

腹? あぁ…そういう…

スクレップを腹に突き刺す。

背中に貫通することなく、ズブズブと沈んでいく。

グリップまで飲み込んだ。

そして、今から使う得物を呼び出す。

「宵闇」

一振りの刀…否、柄だけを量子展開する。

「切陰」

無系統魔法切陰。

サイオンブレードによって霊体のみを切る魔法。

「では…行くぞ小星娘々!」

「こちらもな!」

俺が小星娘々へ向け突き進み、彼女もこちらへ向かってくる。

放つは互いに突きだ。

やがて相対距離がゼロになり…

小星娘々の棍が俺の心臓を貫いた。

喉の奥から、血が溢れる。

だが、この勝負、俺の勝ちだ。

「な!?抜けないだと…!?」

心臓を突き破った棍、さらにはそれを握る小星娘々を硬化魔法で相対位置を固定し、とらえる。

「おれ…の…勝ち…だぜ…」

セルフマリオネットで体を動かし、切陰で小星娘々の四肢を斬りつける。

「う、動けない!?」

「トドメ…だ」

左手で、小星娘々の顔を掴む。

「ゲートキーパー」

小星娘々の意識と無意識の境界。

『ゲート』

其所へ術式をかける。

「これ…で…アンタは…封印術を使えねぇ…
俺の……勝ちだ…」

高度を落とし着地する。

小星娘々の硬化魔法を解き塀に上半身を預けるようにすわらせ、棍を引き抜く。

「再生」

肉がふさがり、血が止まる。

「……ころさないのかい?」

小星娘々が言った。

「アンタを殺したら鈴
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