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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十九話
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みたいだね」

「やめろよ。齢四桁の仙女の一撃なんて想像したくもない」

「なに、しんぱいするな。君を消し飛ばすだけに留めるさ」

なるほど…

ドライミーティア+圧切=テアリング・ティアー。

「その程度かい?」

小星娘々は力を纏った得物で、圧切を纏ったドライミーティアをことごとく弾いた。

「ははっ…マジかよ…」

マテリアル・カノンを使うか…?

質量爆散版ブリオネイクと呼べるあれならば…一撃入れる事も…

瞬間、小星娘々が此方へ駆けてくる。

否、駆けていた。

気付いた時には、棍で薙がれていた。

その勢いに逆らわず、空中へ逃げる。

『一夏。情けないじゃねぇか』

奏?

『あの時俺を倒したお前は何処へ行った?』

それは…お前が弱っていたから…

『そうかいそうかい…
あぁ、そう言えばあの時、お前は面白い事を言っていたな。
名は命なり汝名付けよさすれば命与えられん…』

それがどうした?

『だから、お前にも名前をくれてやろう』

名前…? こんな時にか?

『そうだ。お前の名は…ユートピア』

ユートピア…意味する所は理想郷。

『転生にして新生にして厭生の吸血鬼。
ユートピア・クイーンパラドクス・グリップアンドブレイクダウン』

主から与えられた名前。

その真名が魂に刻み付けられた。

それを理解した。

28の音が、力の源と化す。

「ほう? 雰囲気が変わったな。一夏君」

「いや、今の俺は一夏じゃない」

抑えていた物を全て解き放つ。

サイオンも、眼も、膂力も。

放たれた力が世界に干渉する。

紫電が、灼熱が、極寒が、暗黒が、極光が生まれる。

「俺は、転生にして新生にして厭生の吸血鬼。
ユートピア・クイーンパラドクス・グリップアンドブレイクダウンだ」

『あと、こいつも貸してやるよ』

目の前に、一本の大剣が現れる。

奏が…デストピアが持っていた剣。

万物を断つ不壊の錆びた剣。

「ああ、借りるぞ奏!」

スクレップ。

その柄を握りしめる。

「ほう?ほうほうほう?ヴェルムンドの剣か。
あれは息子が継いだと聞いていたが、なるほど。
行方不明となった後は吸血鬼が持っていたか」

なんで中国の仙女がゲルマン民謡の剣を知ってるんだ…

小星娘々が棍を構え、跳躍した。

ガキィン!と棍とスクレップがぶつかり合う。

「鈴音には悪いが、君を殺した後は記憶を操作する。
無論君と深い関わりのある者全員だ」

「断固拒否するね。そもアンタにこの世の全てのISを破壊する事ができるのか?」

空中での鍔迫り合い。

「エクスプロー
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