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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十九話
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向かって話すのは初めてだね」
「そうですね」
なんで呼ばれたんだろうか…?
「何故呼ばれたかって顔だね」
「ええ、まぁ」
「じゃ、本題に入っちゃおう」
シャオシンさんが此方へ掌を見せる。
「一夏君。死んでくれ」
「は?」
刹那、物凄い衝撃を感じた。
前方…つまりシャオシンさんから発生したと思われる何かに弾き飛ばされ、家の壁を突き破って外へ投げ出された。
「かっ……はっ…!?」
背中が、道を挟んだ反対側の家の塀に打ち付けられる。
急いで立ち上がり、態勢を立て直す。
「今のを耐えるかデストピアの眷属」
何故知っている…?
『どうした情けねぇな。一夏』
『おま…』
いつから起きてたんだよ…
『懐かしい気配がするぜ…ありゃシャオシンニャンニャンとかいう仙女だぜ』
『……聞いてねぇ』
小星娘々…成る程小さき星っていう名前は仙名だったのか。
彼女は奏のようにイデアレベルでの防御等はをしていない。
故に爆裂も雲散霧消もつかえるが…
鈴の母親なのだ。
殺せる訳がない。
そもそもいきなり攻撃された理由…はわかりきってるな…
さっき言ってたし。
パラパラと建材が落ちる家から、シャオシンさん…いや小星娘々が庭に出てくる。
彼女が俺に、何処かから取り出した棍を向ける。
「今までは見逃してたが…吸血鬼になったのはアウトだよ一夏君」
「けはっ…は、はは、ははは…鈴の為か?」
「ああ、私の娘の近くに、君のような化物が居るのは好ましくない」
「だったらとっととこの街から出て行けよ。
この街は死屍累生死郎のテリトリーだぞ」
「ああ、あれは目覚めていないから問題ない」
「そうかよ…」
ファランクス。
「甘い」
小星娘々の真上に展開し、振り下ろしたファランクスは、避けられた。
ドライミーティア。
この真夏だ。
エネルギーはそこらじゅうにある…二酸化炭素の…ドライアイスの弾丸が小星娘々に放り注ぐ。
「ほう?」
四方八方から、逃げ場なく放った。
しかし…
「二十四支結界」
小星娘々を中心に正二十四面体が現れ、ドライミーティアをはね除けた。
手をかざし放つ魔法はスパーク。
「スリザリン・サンダース」
「なに!?」
這い寄る雷が、障壁を貫通し、小星娘々を貫いた。
「やべぇ、殺ったか?」
『齢四桁の仙女だぞ。あれくらいで死ぬはずねぇだろうが』
煙の中から、小星娘々が投擲した棍が飛び出た。
「ダブル・バウンド!」
弾き返した棍は難なく受け止められた。
「なるほど。直接殴るしかない
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