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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
9:娯楽の必要性。実用性も兼ねてれば最高。
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……男は抱えたく無いなぁ。そうだ!

「よっと」
旅の扉が近い事を利用して、イルマの襟首を掴んで引きずる。
ズルズルと引きずっても辛くない距離だから問題無いだろう。

「ちょ……こ、これ……が……病人……の……あ、扱い……か?」
「うん。男性に対しての特別扱いだ。喜べ」
騙されないだろうな。特別扱いって嘘吐いても。

リュカSIDE END



(リムルダール)
ゲンローワSIDE

リュカが旅立って直ぐに、自力でこの町に到達した病人が二人おった。
病人なので苦しんでいるが、言葉の端々に『ウルス』と呟く二人の男……
名は“エディ”と“ケン”と言うらしい。

リュカが居ないのでワシとノリンで二人をベッドへ寝かせる。
直ぐさまエルが看病を開始する。
ワシも診てみたが、一体何の病気に冒されてるのかも解らない。

如何すれば良いのか解らないが、食べ物等を与え少しでも改善される様に努める。
するとそこにリュカが戻ってきた。
余りにも早い帰還に、ワシ等全員驚いた。

だが驚きも束の間……
如何やら病人を見付けた為、即座に戻ってきたのだと判る。
何故なら……リュカは苦しんでる男の襟首を掴んで引きずってきたからだ。
そ、それが病人の扱いか!?

「エルぅ〜、新しい病人見付けてきたぁ」
「おおリュカ様。随分と早く病人を見付けてくれたのですね」
流石のエルも口には出さないが、病人の運び方に戸惑っている。

「あれ? 病人が増えてる! 如何したの? 何処から拾ってきたの?」
「い、いいえ……彼等が自力でこのリムルダールに訪れたのです」
本当にこの男は対象が男性だとぞんざいな対応になるな。“拾う”とか言わんじゃろ、普通。

「ふ〜ん……」
微塵も興味なさそうに連れてきた(引きすってきた)新たな病人をベッドへ寝かすリュカ。
そして当然の如くエルの胸を揉み始めた。

「リュ、リュカよ……ま、まだ新たな地でやる事があるじゃろう! 病人の看病はワシ等に任せて、おヌシはサッサと行かぬか!」
「チッ……」

隠す事無く不機嫌な顔で舌打ちをして、それでも新たな地へと出発するリュカ。
ふぅ……女と男での対応があからさますぎて疲れるワイ。

ゲンローワSIDE END



(リムルダール・旅の扉青地方)
リュカSIDE

んだよ、あのジジイ!
アイツ年甲斐も無くエルを狙ってるのか!?
俺がエルの乳を揉み出すと邪魔しやがる。

まぁいい……新たな土地を散策しなきゃならないのは本当だし、KYN(空気読めないノリン)の依頼は置いといても、エルやケーシーの依頼は優先させにゃならん。
ジジイ(ゲンローワ)の依頼も完遂しないとならないのも事実。

取り敢えず周囲を散策しなが
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