暁 〜小説投稿サイト〜
連絡は取らない
第二章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
で話した。
「私が高校卒業してすぐにね」
「そうですか」
「癌でね」
 芹香はこのことは項垂れて話した。
「そうなったわ、あとはお父さんだけれど」
「そのお父さんもですね」
「何かあったらだから」
「連絡つけてないですか」
「ええ、これが私の秘密よ」
 前で運転をしている運転手に話した。
「あくまでね」
「人は誰にも秘密があるってことですね」
「そういうことになるわね」
 芹香はくすりと笑って応えた、そうしてタクシーで自分の宿泊先に戻った。部屋に戻るとシャワーを浴びて一人飲んで休んだ。


連絡は取らない   完


                 2018・6・24
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ