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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第261話 文化祭T キリパンダとマスターウェイター
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めての事には何でも挑戦……なんだろ? ……コレもいつもみたいに楽しんで挑戦すれば良いと思うぜ……」
「確かにそうだが、得手不得手はオレにだってある。 …………まぁ、やるしかないか。決まった事だし。それに1人で、って訳じゃないのも良かった……」
この学校に通う事になったばかりの頃は、やはり今の様にはっきり言ってしまえば挙動不審だったかもしれない。でも、周りの支えがあって、大切な人の支えがあって、今の自分がいるんだ……。と、最後に綺麗にまとめ様としているが、周囲の頼もしいクラスメートたちのニヤニヤと笑ってる姿がどうしても気になる。
「……コレ、遊ばれてない?」
「違う……と思う。いや思いたい。…………いや 遊ばれてるな。きっと」
そう結論付けてしまうのも仕方のない事だった。
その後は怒涛のペースで進んでいった。
準備に必要な資材は 学校側があらかじめ手配をしていてくれた様で、予算面等は問題なく 後は一斉に生徒達全員で準備に取り掛かり、2~3日で大体終わらせてしまった。
リュウキ自身も、システムと名の付くものなら、何でもござれ、と言う事もあって色んな所に引っ張りだこである。
合間合間に リズやらエギルやらの指導? を受けてキリトと共に一流(疑)のウェイターに仕上げてくれた。
それはALO内でもちゃっかり行ってくれて、それなりの感触はつかめたとの事。更に言えば、エギルやリズの店が妙に繁盛しだしたりもして、ウハウハだったとか。
因みに、それを見ていたシノンは、当日文化祭に必ず行くことを心に決めつつ、暫くは疑似お客さん名目で2人に付き合った。
クラインは最初こそは冷やかし〜だったのだが、アスナやレイナ、それに容姿面でかなりレベルの高い学校と言う事もあって、下心満載で参加する事を決意。
リュウキがぼそりと『セキュリティ面は万全だから』と言った途端に慌てだしたのはいつも通りの事。
リーファもキリトのウェイター姿を見て、顔を赤らめながら行くことを他のメンバー同様に決意。レコンが茶々入れてきそうなので(『リーファちゃんがメイドをしてくれたら〜』と言った)鉄拳制裁で黙らせたりもしている。
いつもよりも少々忙しく感じながらも、来たる土曜日……文化祭の当日を迎えた。
「文化祭では制服じゃなくて、各クラスで配られているTシャツを着るんだって」
「成る程……。ん、いつもと違った感じがやっぱりするな。……うん。文化祭だって感じがする、と言うヤツかな?」
制服より断然動きやすい格好だ。空調設備も学校全体に行き届いている為、Tシャツでも全く問題ない。
「今日はがんばろーね? みんな!」
「この日の為に頑張ったんだもんね。校外からもお客さんが沢山来るらしいし、頑張
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