暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第261話 文化祭T キリパンダとマスターウェイター
[4/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
うちのクラスがするのは《喫茶店》。
他のクラスは 《お化け屋敷》だったり、ちょっと大がかりの《アトラクション》だったり、各分野の《発表会》だったり、と種類はかなり多く 来場者を十分楽しませることができるだろう、と思える。
だが、今はそんな事よりも……思う所があった。
「……妙にアスナ達が楽しそうにしてた理由は これか……」
「……………」
役割はしっかりと決められていた事だ。希望があった訳ではないのだが、全て決められてた、と言うのは聊かいただけないと思うのは間違いなのだろうか? とも思う。
キリトとリュウキはウェイター兼宣伝係。
ユニフォームは殆ど白と黒で彩られて、何故かリュウキは白を中心、キリトは黒を中心に拵えられていた。互いに色で割り当てられた様な気もする。流石に銀色は無かった様だから、白で。……白と言えば自分よりも アスナやレイナの方が、と思ったのはまた別の話。
「わぁー、似合うよー2人とも!」
「うんうん。あー、私お客さんになろーかなー」
「隼人君! 和人君! ほらほら、写真写真! 写真撮ろっ!?」
クラスの女子の間では 早速着せられて大騒ぎ。
アスナもレイナもこの時ばかりは、ニコニコと笑みを浮かべるだけに留まっていた。こうなる事が大体予想出来ていたし、何よりも自分達も見るのを楽しみにしていたのだから。
『ふわー、リュウキもキリトも似合ってるよねー』
『とても素敵です』
アスナとレイナの肩に乗っているプローブから聞えてくる声は勿論 ユウキとラン。予定よりも早めに終わったとの事で、遅れながら参加した様だ。見事にグッドタイミングだった。
『あー、それでアスナとレイナはウエイトレスさんになるのかな??』
『わぁ、それも見てみたいですね。お2人ともきっと似合うと思います』
『あ、ボクもそー思う!』
ニコニコと笑っていた2人だったが……、自分達もちゃんと選ばれてる事に改めて気付いたらしく、少しだけ笑みが引き攣っていた。
「あ、あははは……。そーなんだよね。うん、ありがとう、2人とも」
「何だか私達、決定事項! って感じで選ばれちゃったんだー。リュウキ君たちみたいにさ。勿論4人だけって事は無いんだけど、あとは募ってた所を見てもなんだかねー」
男子にも女子にも人気のある2人。ウエイトレスの格好もとても可愛いと評判。なら、アスナとレイナは絶対似合う! 絶対可愛い! と言う事で決まった。素直に褒めてくれる事は嬉しいんだけど、やっぱり恥ずかしいと言うのは彼女たちも同じだ。
でも――リュウキとキリトの2人がウェイターだから、2人の姿も見れるのだからと最終的にはそこで納得した。
「接客業……。大丈夫、かな。不安しかない……」
「初
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ