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異世界にやってきた俺は、チート能力を駆使して全力でスローライフを楽しむ!
呪い
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り払う風”“癒しの雫が満ちる庭”」

 そう俺は前の世界で使っていた魔法を同時に二つこの世界で得たチート能力で再現する。
 この部屋を範囲内とした、“超回復&修復魔法”だ。
 一瞬にして全ての呪いが解除され、肉体が回復した。

 先ほどまで悲しそうだったり深刻そうな顔をしたハデスやエイダ達、そして隊長であるらしいウィリオ達が真顔になっていた。
 そんな彼らに向かって俺は、

「意識が保たれたままなので、意識さえあれば肉体は回復できるのです。おかげで、前の世界ではこの魔法を途中から使ってこなくなった記憶があります」
「……そうなの」

 エイダが呆然と答えた所で、俺の後ろにある扉が大きな音を立てて開かれたのだった。
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