暁 〜小説投稿サイト〜
真田十勇士
巻ノ百四十一 槍が折れその十
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「そうじゃな」
 大野が治房の言葉に頷こうとした、しかしここで彼の周りにいる旗本達が言ってきた。
「修理殿、敵がまた動きました」
「あれは松平越前殿の軍勢です」
「この状況で攻めようとしています」
「数も多いですぞ」
「あのままあの軍勢を好きにさせれば」
 危ういとだ、彼等は口々に言った、それを見て大野もだった。
 歯噛みしつつだ、治房だけでなく治胤にも言った。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ