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さすらい人二人
第一章
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「西には」
 彼がいた、軍にいた頃に可愛がってくれた島国生まれの彼が。今はそこで小さな料理屋を営んでいるのだ。
 その彼のことを言われてだ、ガリィナは応えた。
「そこに行けば」
「御前さんは旅を終えてな」
 そしてというのだ。
「新たな生をはじめられる」
「そうなの」
「御前さんはいい人じゃ」
 男はガリィナのことをこうも言った。
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