暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
第2章 仮面ライダークロニクル
第16話 亜里沙VS絵里 Round1
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プレスハザード・ドーパントとブック・ドーパントを倒した亜里沙と貴利矢。襲われていた音ノ木坂学院の生徒から話を聞いているとき、亜里沙にとって憎むべき相手、姉で音ノ木坂学院の生徒会長の絢瀬絵里が現れた。

亜里沙「お姉ちゃん・・・・・・」

絵里「こんなところにいたなんてね、亜里沙」

亜里沙は絵里を強くにらみつけ、絵里はその亜里沙を冷徹な瞳で見つめている。

貴利矢「亜里沙。今、お姉ちゃんって・・・・・・」

亜里沙「ええ。絢瀬絵里。姉だけど、かつて、両親と一緒に私を見捨てた最低な女よ」

女子生徒A「あと、音ノ木坂学院の生徒会長よ」

貴利矢の質問に、女子生徒が追記するように答え、亜里沙は怒りに満ちたように答える。

貴利矢「亜里沙を見捨てた姉か。こんな奴が生徒会長とは、生徒会長の名が聞いて呆れるな」

絵里「心外ね。私のことをそんな風に言うなんて」

亜里沙「黙って!! 私を平気な気持ちで見捨てて!! そんな女が廃校阻止を語る資格なんてないわ!!」

絵里にそう言い放つ亜里沙だが、次に亜里沙から帰ってきた返答は想像を絶するようなものだった。

絵里「・・・・・・だから何?」

亜里沙「なっ!?」

貴利矢「あいつ・・・・・・」

絵里「ずいぶんと私を悪者のように扱ってくれるわね。亜里沙、あなたがそんなに性格が悪い人間だったなんて思ってなかったわ」

亜里沙「それはお姉ちゃんたちが原因でしょ!!」

絵里「また私のせいにして・・・・・・。亜里沙、本当に見損なったわ。やっぱり、父さんたちが亜里沙を追い出したのは間違いだったみたいだわ」

貴利矢「どこまでも身勝手だな。追い出しておいて、最後には間違っていたって」

絵里「そうよ!! だから私はお父さんたちに亜里沙を矯正施設にぶち込んでっていったのよ!!」

実は、亜里沙が追い出される前、絵里は両親に亜里沙を矯正施設にいれるように提案したが、両親がこれを拒否。結局、亜里沙を追い出すことにしたのだ。

絵里「そもそも、いじめられるのは亜里沙、あなたが悪いのよ!! いじめる人たちも悪いけど、そのいじめを発生させたあなたも悪いのよ!! いじめられる原因をろくに考えないで、私たちのせいにして!! そのせいで、私たちがどれだけ迷惑したか、わかってるの!! 巻き込まれた私たちの気持ちを考えたことはあるの!!」

亜里沙にそう言い放つ絵里だが、この発言に、女子生徒と貴利矢の怒りが爆発する。

女子生徒A「・・・・・・考えたくもないわね」

貴利矢「まったく、その通りだ」

絵里「何ですって?」

貴利矢「お前、自分が何を言っているのか、わかってるのか? 自分たちはいじめに巻き込まれたくないからって、亜里沙を追い出して、お前ら
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