五章『称号』
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の分陸上では驚異的な戦闘力を誇り、最高時速はなんと50kmもある。
そして名前の由来となる彼の咆哮。それはもはや単なる叫び声ではなく、高周波と化し、間近にいれば鼓膜が破れるどころではない。
ティガレックスはリオレウスよりも危険度が高いため、前者のほうが強いと言われる。
だがティガレックスを上回るモンスターは他にも多くいた。
ユニコーンのような美しい外見ながら雷を降らす《幻獣キリン》
四足に翼を持ち、嵐を自在に操る《綱龍クシャルダオラ》
同じく翼を持つ紅蓮の獅子《炎王龍テオ・テスカトル》
その他数種類はいるが、いずれもモンスターハンターの世界でも謎多き分類不明のもので、災害級の被害をもたらすものは、通称《古龍》と呼ばれる。
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「とまぁ、俺が話したのは一部の化け物どもに過ぎません。この世界にはもっと沢山の生き物がいますが・・」
「・・・それで?」
勇次郎がそう言い、良之助は一息つく。そしてある意味爆弾発言を知らずに彼は口にしてしまった。
「勇次郎さん、あなたは『あちら』、俺は科学界って言いますけど最強と言われてるそうですが、
この世界では『最強で当たり前』ですからね?」
「!」
地上最強。それは男が産まれたからには誰もが一度は望む称号。
しかしこの狩人は、最強こそ当たり前と答えた。
それがどれだけの意味をするのか・・・。
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まぁこう言っちゃったけど、多分この人ならなおさらここにいるだろうな・・・
「・・・・・・・・クックック・・・・」
・・・笑った?
「・・・エフッエフッエフッエフッッ!!」
いやどんな笑い方だ━━━━━━
「ハハハハハハハハハハハハハ!!!!ハハハハハハハハハハハハ!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
ッッ!?なんて大声なんだ!?まるで大型モンスター並の!?
「ハハハハハハハハハハハハ!!!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!ハハハハ!随分と地上最強の称号がこの世界じゃ小さく見られてるじゃあねぇか!気に入ったぞ!!」
「・・マジですか」
「ああ、この世界なら俺を満足させることが出来ると充分伝わった。良之助、しばらくの間貴
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