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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十四話
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なのに…おっと…これ以上は…」

「箒?」

「いや、その…なんだ。うん。ちょっとフィーネにテクニックを教わろうかとな…」

「ヴィッサリオン、嫁の手綱は握っといてくれよ」

「無茶言わないでくれ若…」

「ん…?ねぇねぇおりむぅ。なんか身長高くなってない?」

「あぁ、一夏は単に高い椅子を使ってるだけだ」

「姉さん…言わないでくれ…」

「一夏君…今度ファミレス行かない?
今度は変装魔法無しで」

「トレイターから放り出すぞ刀奈」

「やめてよ。深海なんかに放り出されたら私ぺしゃんこになっちゃうわ」

「は?ミステリアスレイディ……あぁ…そうか…まだ持ってないのか…」

「ミステリアスレイディ…?」

「何でもねぇよ。忘れろ」

「そう、覚えておくわ」

「天の邪鬼め」

「貴方にだけは言われたくないわ、ツンデレ男の娘君?」

「よし喧嘩売ってるんだな?OK後でボコる」

「一夏、やり過ぎるなよ。刀奈さんでは三秒も持たんぞ」

「大丈夫。五分くらいはレッツパーリーしとくから」

「一夏…具体的…には?」

「体感時間引き延ばしからの腕ひしぎ」

「ふふん、そのちっさな体でできるのかしら?」

「OK泣きたいようだな」

という訳で食後の運動と称した組手で刀奈がガチ泣きする事になった。

side out










一夏が刀奈を泣かせている頃、箒はロリ三人組を自分の部屋に招いていた。

三人は円香、リム、エレンの順でベッドに腰掛け、その正面に箒が立っている。

「どーしたの箒おねーちゃん?」

「どうしたんですか?」

「?」

エレン、リム、円香が疑問を浮かべる。

「集まって貰ったのは他でもない、お前たちに『気功』を教えようかと思ってな」

箒の顔はニヤニヤしていた。

「きこー?」

円香が不思議そうに聞き返す。

「そう。気功。この前言ってたやつだ。
身長が伸びる…一夏を抱っこできるぞ」

「やる!」

「やります!」

アルシャーヴィン姉妹が即答し…

「わたしも!」

円香が続いた。

「なら話は早い。早速はじめよう」

箒の指示で三人はベッドの上に、箒も同じく上がる。

「まずは年長のリムからだ」

「はい」

箒が両手を差し出す。

「リム、握ってくれ」

箒の両手が、差し出されたリムの小さな手を包み込む。

「いくぞ」

箒の心臓に力が集まる。

全身に薄く広がっていた力が一度心臓に集束し、腕を伝ってリムに流れ込む。

少しずつ、ゆっくりと。

「リム、温かいのがわかるか?」

「ぽかぽかします
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