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ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
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も私の子供が見てみたいだろう、な?」
 ペニスの先端に向かって話しかける。
「あの…すいません、僕のおち●ちんに話しかけないでください」
 自分の股間を見つめ、ペニスと会話してる女のうなじを見ながら言った。
「僕のおちん●んは喋りませんよ」
「いいや、確かに言っているぞ。『僕はあなたを妊娠させたいです!、子宮口に向かってどぴゅっ!どぴゅっ!と元気いっぱいの精子をぶちまけて、受精させたいです!』、と」
「言ってません」
「少年の同意は取れてるぞ。君もこんなにもうん、うんと頷いてるじゃないか、そうか、そうだろう。そうに違いない!」
 また、ひくひく揺れるペニスに話しかけた。
「そこに話しかけないで下さい!僕の頭はこっちです!」
 少年が声を上げる。
「いいや、私はこっちに用があるんだ。今日ならたぶん、私は確実に妊娠できるぞ、きっと。頑張りたまえ、少年!」
 ペニスをじっ見つめて真剣な表情で話しかけながら、亀頭をちょん、とつついた。
「あの…ですから!」
「私はどちらかと言えば、君の下半身と精液に興味がある。君本人はまぁその…」
 言いかけた女が、突然身を起こして少年の顔に近づき、手で顔を寄せてキスをする。
「あの…ぅん…っ」
 少年の全身の力が抜ける。女が絡ませる舌と唾液の中に、かすかに精液の粘り気が混じっていた。
「ふう…。あー、いや、すこしは興味があるかな。君の顔と言葉にも」
 唇を離して、まっすぐに少年を見つめると、胸で強く抱きしめた。
「もがもがっ!」
 胸に強くうずめられて息ができなくなった少年がもがく。
(分からない!この人の事がよく分からない!)
 ちょっと変わった女の彼氏になった少年は…今日も幸せだった。
 たぶん。

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