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ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
ちょっと変わったお姉さんと少年のお話
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かし続けていた少年が顔を上げ、女の表情を見る。
「んん…、んっ」
 女は目と口を閉じ、股間からこみ上げてくる…何かを感じ取っていた。
(よし!今日こそは絶対あんあん言わせて…)
「ん?ん…っ」
 少年がピストン運動のピッチをさらに上げた直後…、女が自分の腰を動かしはじめた。
 ペニス全体を肉壺で舐め上げるように、腰が動物的に蠢く。本能的に男の射精を促す、ぬめるような動き。
(あ、あれ?)
 少年の想定外の刺激がペニスに加わった瞬間、まだ限界に達していなかったはずの少年の射精欲が一瞬で限界を突破した。
 下腹部からペニスの先端にかけて、快感と灼熱が一気に突き抜ける。
「あ」
 膣奥に突き刺さっていた少年の腰の動きが止まった。限界までガチガチに膨張したペニスが、不随意な痙攣を開始していた。
「あれっ?あっ、あれっ?」
 少年の声は上ずり、少女の喘ぎ声にも似たボーイソプラノの疑問形を連発する。その間にもペニスは脈動を繰り返し、精液が女の胎内に、どくっ、どくっ、と発射されていく。
「なんで?え?えっ? …あっ、ああっ」
 少年の下半身は、脈動するペニスと、皺の無いすべすべした睾丸をびくびく動かしながら、女の膣口を何度も突き上げていた。
「ま、まだなのに、まだダメなのに…あ、ああっ、…あっ、あ」
 目を見開き、口を「あ」の形に大きく開けていたその表情が、徐々に射精の快感に侵され…甘く蕩けていく。
 女と繋がったままの下半身が、ぶるぶる小刻みに震える。射精が終わり、全身の強張りが解けた少年の頭が、がっくりとうなだれる。
 豊満な女の胸の谷間に顔を埋め、しばらく肩で息をしながら、か細い声を出した。
「ごめんなさい…」
(今日も、気持ちよくさせられなかった)
 少年はくやしさと情けなさでいっぱいになる。
「ごめんさない…ごめんなさい」
 胸の柔らかさと、女の心臓の鼓動を感じながら、首を小さく左右に動かした。
「いや、謝らなくていい、結構良かったぞ」
 女が胸にしがみついている少年の頭を静かに撫でた。
 少年が顔を上げ、涙をこらえながら悲しげな顔をする。
「ぜんぜん、感じてなかったじゃないですか」
 胸に顔を戻し、深いため息をつく。
「いや、これでも感じてたんだぞ、少年」
「…?」
 もう一度顔を上げ、ちょっと不思議そうな顔で女を見やる。
 目は無表情なままだが、口角がちょっとだけ上がっていた。
「別に絶頂まで行かなくても、女には女の性行為の悦びがあるのだ…。ま、射精してしまえばそれで満足する男子には、分かりにくいだろうがな」
「はぁ…」
 少年の表情が少し柔らぎ、次に不思議そうな顔になった。
「それよりも少年よ。君の『あ』を見せてくれないか」
「あ?…え、あ、はい」
「あ」…少年は射精の瞬間にそう
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