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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十三話
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「…………一夏の機体?」

「おう!理論上最強の機体だ!」

「ねぇ、言っていい?」

「どうした?」

「一夏の機体が一番厨機体だと思う」

side out




side in

「ぐっはぁぁ!?」

目の前で一夏が崩れ落ちた。

「大丈夫? 一夏?」

「ぜひゅー…ぜひゅー…ぜひゅー…」

一夏わざとらしい息をしながら心臓を抑えていた。

「厨機体…だと…?」

「どこからどう見ても、厨機体。どうせ一夏の事だから、完全に使いこなして見せるんだろうけど…」

「げふぁぇ…!」

「ハイパーモード三つとか…バカなの?」

「かはっ!?」

「…て言うかこのナイトロってシステム一夏には不要でしょ?」

ナイトロっていうのはどうやら空間認識能力を無理やり引き上げるシステムらしいけど…一夏より空間認識能力が高い人間なんて居ないと思う。

「おぉう…簪そこに気づくとはΩ高い」

いま絶対Ωって言った。

「ナイトロは、まぁ、見た目がカッコいいからな」

うずくまったまま私を見上げる一夏の黄金の瞳がいっそう輝いて見える。

「頭沸いてるの…?」

「嗚呼!簪!そんな純真無垢な瞳でそんな事を言わないでおくれ!」

今絶対楽しんでる…。

「まぁ…強いなら、それでいいけど…」

「少なくとも、白騎士よりは強い」

あ、戻った。

「その気になれば隕石を押し返せる程の機体さ」

「隕石?」

「がんばればね」

隕石…。詳しく読むとサイコEカーボンっていう素材を使っているらしい。

そしてこういう一文があった。

『サイコEカーボンとGN粒子の相乗効果が期待されるが、その実態は未だ不明であり想定外のエネルギーが生じる可能性も何も起きない可能性も考えられる』

「このサイコEカーボンとかGN粒子って何?」

「サイコEカーボンってのは、炭素素材に感脳波チップを混ぜた素材で白騎士にも使われているんだ。
GN粒子ってのは光子を重力崩壊させて得られる特殊粒子だ。
でな、この2つは他者の意志や感情を増幅する力がある」

意志や感情を増幅…

「元来GN粒子っていうのが意思の伝達に関する物理的素粒子でな。
それをサイコEカーボンで増幅すれば色々できそうだろう?」

まぁ…言葉の上ではそうだけど…

「実験……したの?」

「してない。しようにもまだOSが完成してない」

「OSは…?」

「本体はもうできてるんだ」

「……え?」

『本体は』…?

「インナーフレームは白騎士の時からずっと使ってるんだ。
でもシステムの方はどうもダメでさ」

「そうなの?」

一夏ならそ
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