暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
551
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んだ!!
俺たちの仲はそんなもんかよ!
状況が変わったら関係も変わっちまうような、
そんな薄っぺらいもんだっかよ!!」


ムサシ:「、、、」


コジロウ:「ニャースの時だってそうだ、、。
あの事件以降、お前は一言もニャースの名前を
口にしなかった、、お前にとって
ニャースはなんだったんだよ!!
俺もニャースも、時代が変わったら
簡単に切り捨てられる存在だったのかよ!!」


ムサシ:「、、、」


コジロウ:「何か言えよ、、。
なに黙ってんだよムサシ!!」



ムサシ:「、、うるさい、、、」


コジロウ:「うるさいじゃねぇだろ、、。
ちゃんと答えろよ!!ムサシ!!」


ムサシ:「うるさいっつってんでしょうが!!」


コジロウ:「!」


ムサシは顔を上げ、荒げた声を出し
コジロウを睨みつけた。



ムサシ:「アンタに何ができるって
言うのよ!!ロケット団なんて肩書きも
プライドも捨てたアンタやアタシに、
今更何ができるって言うのよ!!」


心にある気持ちを全て叫ぶように、
感情を剥き出しにしたムサシは
コジロウに言葉を放った。



ムサシ:「シルフを倒したら全てが
元通りになって解決する、、そんな保証は
どこにもないでしょうが!!シルフを倒したら
ポケモンが戻ってくる?元の世界を取り戻せる?
そんなのある訳無いでしょうが!
世の中が変わったら人も変わらなきゃ
誰も生きてなんかいけない!!
現にそうだったてしょうが!!
いつまでも幼稚くさい希望やら可能性やらに
すがりついてるアンタらの茶番に、
これ以上付き合ってらんないのよ!!」


コジロウ:「ムサシ、、」



ムサシ:「変わりはしない、、。
時代は時間とともにただ進むだけ、、。
どうあがこうと、アタシ達は
時間の波に押され流されるだけなのよ、、」


怒りの感情をぶつけるも
どこか悲哀を感じさせるムサシ。
コジロウは、ムサシの本心がどこにあるのか
わからなかった。



ムサシ:「ジャリボーイ達に協力するなら、
今すぐここから出てって」


コジロウ:「ムサシ、、」


ムサシ:「アタシ達は
今ここで道を分かつべきよ、、。
アンタに何言われようと、
アタシはジャリボーイ達に
これ以上協力するつもりは無い。
時代に抗うか流されるか、
意見が分かれた時点で答えは明白でしょ」


コジロウ:「いいのかよそれで、、、。
失ったまま時点に流されるだけで、、」


ムサシ:「昔から失う事には慣れっこでしょ?
アタシもアンタも、、。それに、
失って悲嘆するようなもんなんて、
今のアタシに
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ