オーバーロード 狼牙 2
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鎮める。
「ユグドラシルには存在しなかったこのアイテムがこの世界でどれだけ存在しているのかわからない。これが1つやワールドアイテムのように200とかそこらならまだいい。だが、聖遺物級ほどならば早急に対処する必要がある。デミウルゴス、シャドウデーモン達に最優先で調べさせろ。パンドラズ・アクター、この指輪はお前に預ける。調べ上げ、量産や改変、つまりは魔法職などのレベルキャップの開放が可能かを調べ上げよ」
「「はっ!!」」
「次にこの世界では精鋭と呼ばれる者でもレベルが30に届かない程度ということがわかった。第3位階魔法が使えれば一流だそうだ。よって危険は少ないと思っていたのだが、武技というスキルのようなものがあると判明した。これが問題で瞬間的だがレベルが5ぐらいは跳ね上がると思ってほしい。重ねがけによっては倍ぐらいまでは届くのかもしれない。優先度は先程の指輪よりは落ちるが、こちらも調べる必要がある。アルベド、現在作成している地図はどれ位が完成している」
「ナザリック周辺200kmは完成しております」
「では、一時中断し武技を扱う、消えても問題にならないようなサンプルを確保せよ。数は多い方が良いが、あまり多すぎて疑惑を持たれてはならない。どうもこの世界の冒険者はネックレスのプレートで階級が異なるようだ。おそらくだが、金か白金がちょうどいいはずだ。街の外に出て居るのを拉致せよ」
「マジックキャスターはどうされますか?」
「一応、この世界にしかない魔法があるかもしれない。それにマジックキャスター専用の武技なんかもあるかもしれないな。そちらも集めろ。足はできるだけ広げて各地から集めるんだ。時間はかかっても良い。ナザリックが周辺に知られる方が問題だからな」
「畏まりました」
「ナザリック内の警戒態勢は通常に引き下げ、その分を指輪の捜査に振り分ける。普通に手に入る物の場合、直ぐ様複数個を入手する必要がある。その後はレベリングになるだろう。シャルティア、コキュートス、自動POPのモンスターを集めておくように。塵も積もれば山となる。我らに寿命は存在しない。その利点を存分に活用するのだ」
「「はっ!!」」
「マーレは引き続き、ナザリックの隠蔽作業に努めよ。アウラはトブの大森林の調査を一時中断し、マーレの護衛に回れ。万が一があっては困る」
「「畏まりました」」
「他になにか報告などはあるか?」
「では、私からよろしいでしょうか?」
「許可する、デミウルゴス」
「はい、先程送られてきたスレイン法国のリーダーと思われる者の持ち物の中からユグドラシル産と思われるアイテムが発見されました」
「それは本当か、デミウルゴス」
「はい。ただ、疑問に思うこともありまして報告が遅れてしまいまし
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