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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百十二話
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あと、世間では私は失踪した事になっている」

「なんか…ごめん」

「いや、仇を取ってくれたんだ。謝るような事ではない」

「いや、そのせいで会見とかが遅れてるんだろ?」

「まぁ、そうなんだが…。そこは、ヒカルノが上手く言い訳してくれている」

ヒカルノ…? 誰だっけそれ?

「どうやら私は束を脅して協力させ、弟誘拐の犯人をイギリスまでしばきに行っているらしい」

『ネットの噂だね…。ブリュンヒルデの失踪。イギリスでの連続不可解事件、束の目撃情報…。そこに千冬と束が知り合いっていう情報を加えて考察すれば、可能性の一つとしては出てくるかもね』

かなり無理やりだな。

だが微妙に合ってるのが如何とも言い難い。

「姉さん」

「なんだ」

「今夜は円香と三人で寝ようよ」

「……ばか」







姉さんにはちょっと部屋に居て貰って、俺は客室に来ていた。

「スコール。今いいか?」

「拒否権なんてないでしょう?」

「まぁ、そうなんだが」

スコールとオータムがベッドに座り、俺はドアに寄っ掛かる。

「じゃ、仕事の話だ」

「私達は何をすればいいのかしら?」

「ん?円香の護衛よろしく」

「円香…貴女の妹ね。でも、一つ聞いていいかしら」

「どうぞ」

まぁ、何を聞きたいかはわかっている。

「貴方には妹なんて居なかったはずなのだけれど、どういう事か聞かせてくれるかしら?」

ほら、やっぱり。

「生き別れた妹…って事じゃ当然納得しないだろう?」

「するわけないでしょう」

スコールの瞳に射抜かれた。

「円香は、姉さんのデッドコピーだ」

「へぇ…」

「お前たち本当にヴィーティングと不仲だったらしいな」

ヴィーティングの名前を出した所でオータムがビクッと震えた。

あらら、トラウマになっちゃってるよ。

「お前たちが俺を拉致したあの施設の地下、円香は彼処にいた。
ガラス管の中に、溶液といっしょにな」

「そう…あの大穴はそういう事だったのね…」

「まさか妹が居たとは、俺も驚いた物だ。
情報を得るため捕まってみれば色々と面白い事もわかったしな」

「わざとだったの?」

「わざとじゃなかったら捕まってないだろ」

するとスコールが笑い始めた。

「ええ…そう…そういう事…。全部貴方の手の上だったのね」

「そういう事だ。残念だったな。モノクローム・アバター」

笑ってやると、オータムがスコールにしがみついて震えだした。

「坊や、私のオータムを怖がらせないでくれる?」

「こんなに怖がられるとこっちとしても多少傷つくんだが」

「よく言うわ…早く出
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