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二条卿の歌
第一章
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遣いなく」
「我等は何処までも一緒にです」
「参議様についていきます」
「そのことはご安心を」
「そう言ってくれるか、ではな」
 供の者達の自分への気遣いに感謝もした、そうしてだった。
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