第三章
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「現実は違うんだな」
「ブン屋って嘘書いてもいいんだな」
「むしろ嘘書いてもノープロブレム」
「すげえ世界だな、おい」
「悪事やりたい放題じゃねえか」
マスコミが意図的に嘘を書いて世に喧伝しても何の問題にもならないならだ、その国のマスメディアの腐敗は極限に達していて最早世の害毒にしかならない。
「そんなのはじまりだろ」
「今浅墓知らん振りしてるけれどな」
「あの頃どれだけ連日大々的に記事組んでたよ」
「義実とかいう教授の発表も一面に出したよな」
「悪質な業者取り締まれっていう文章を強制徴用だとか言ってな」
「これも浅墓の悪事で嘘だろ」
「全部嘘じゃねえか、この話」
それこそというのだ。
「嘘を嘘って言わないでどうするんだよ」
「その嘘を世界的に広めてるのどっちだ?」
「日本はそんなことしてないってはっきりしてるだろ」
「嘘で相手を貶めることこそヘイトだと」
「ヘイトをしてるのは御前等だよ」
「俺達がヘイトしてるか?」
そもそもというのだ。
「嘘を嘘を言ってるだけだろ」
「それを茶化して言ったら駄目か?」
「それなら思いきり世界中にぶちまけるぞ」
「試しに浅墓の前でデモやるか」
「あの像浅墓の本社前に飾ってやるか」
「風船のでかいのな」
「ついでに旭日旗持って行こうぜ」
これは実行に移されてだ、何と浅墓新聞社の前でデモの後でその像、風船の巨大なものが置かれた。その像に掛けられている肩掛けには書かれていた。
「私は浅墓新聞に広めてもらいました」
このことは世界中でネットで喧伝され浅墓の捏造記事が検証されもしてこの新聞の発行部数は暴落して大赤字となり連日連夜ネットで嘲笑され。
像のアレンジとその発表は続き遂にだった。
その国は象の撤去をはじめた、はじめるとすぐに全てなくなった。このことに日本のネットユーザー立は喝采を叫んだが。
まだ終わらなかった、倒産し解体された浅墓新聞の東京と大阪の本社の跡地そして軍の関与を出したという教授がいた大学の教授の研究室の前にはだ。
その像が置かれて像を置いた詳しい説明まで書かれた、嘘を忘れないが為にと。そのうえでネットユーザー達は口々に言った。
「こうした風に置くものだな」
「ああ、この像はな」
「嘘から出た像だからな」
「嘘吐き共の墓場にしないとな」
「もう浅墓新聞は倒産したけどな」
「グループ全体が報道資格剥奪されてな」
悪質な捏造が問題になってである。
「テレビ局も身売りされてな」
「ざあまみろ」
「社員共は再就職もままなってないってな」
「そりゃ嘘ばかり書いたから当然だろ」
「悪党は滅んじまえ」
「そして悪党の墓標はこれだよ」
「その嘘の悪事の象徴がそれだ」
それが悪事を後世に伝えて世の者が忘れない為にとい
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