暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第259話 森の家でバーベキュー大会を
[3/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は! ランさんっ、ユウキさんっ おはよーっ!」
「おはよう、2人とも。ふふ。約束通り遅刻、しなかったね?」

 朝の挨拶を終えた明日奈と玲奈は、駅に向かう。人波を縫って、軽い足取りで走る2人。駅につくまでにずっと、こみ上げてくる微笑みを抑える事が出来なかった。

 勿論、ユウキやランには判ったらしく、『何だか2人、すっごく良い笑顔だねー』とユウキの言葉。そしてランも大体の事情を察していて『ふふふ。……とても、良かったです』と微笑んでくれた。

 上手くぶつかる事が出来たんだ、と。そして判り合える事が出来たんだと思ったんだ。

 その返答の為、明日奈と玲奈は 恥ずかしそうにしながらも笑顔で2人に見える様にVサインを送るのだった。
 






 そして 学校に到着。


 午前の授業を終えて、恒例の屋上での昼食。

『あの――――私は、席を外した方が良いのではないでしょうか? お2人の邪魔になりそう、なのですが』

 と昼食に向かう前にランに気を使われた玲奈だったが、笑顔で首を振った。

「大丈夫っ。一緒に行こう! ほら、今日の事、もうちょっと詳しくさ。ランさんとリュウキ君に伝えたいから。……ね? 2人にも沢山力を貰ったから。改めてのお礼だよ」
『……ふふ。了解しました。玲奈さんがそう言うなら、お邪魔でなければ、よろしくお願いします』

 と言う訳で、笑顔で2人はそのまま屋上へと向かっていった。
 大好きな人(リュウキ)の待つ屋上へ。





 因みに明日奈は キリトの待つ庭園へと向かっていた。


 ユウキはと言うと、最初はキリトはカンが良すぎるなぁ、とやや警戒気味だったと告白していたりする。でも、日を重ねて何度か交流を持って あっという間に打ち明けたらしい。

 元々和人は隼人の親友である、と言う事もあって、やや警戒気味……とは言ったのだが、その事実を知った途端に、殆ど無いも同然になった、と言うのが正しかったりする。

 それに、いや それ以上に片手直剣の話、ソードスキルの話、プロ―ブの発展形など話など、盛り上がる話題が多数あって、どんどん発展していき、最終的にはアスナをやきもきさせてたりもしている程だった。 一気に盛り上がったのは午前中だけだったから更に驚きで、アスナがやきもきしてしまったのも無理はないだろう。


 ……レイナだって、同じ様に自分そっちのけで ランとリュウキが盛り上がってしまったら……言うまでもない。
 


 レイナはいつも通り、隼人と昼食を共にする。レイナの肩にランもいるから3人で楽しい昼食会だ。
 3人だけで、と言うのは実は初めてだった。想像以上に盛り上がったと思う。いつも賑やかなユウキと違い、ランは一歩下がって微笑ましく見
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ