第39話
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ブシーンを録画し、顔を真っ赤にして混乱した後両手で自分の目を隠したユウナにアルティナは呆れた表情で答え、気まずそうな表情で二人から視線を逸らしたクルトの疑問に苦笑しながら答えたセレーネの説明にゲルドは微笑みながら指摘し、ティオは落ち着いた様子で二人のラブシーンとあるカップルの普段の様子を思い浮かべて分析していた。
「うふふ………思い、焦がれた日々の長さゆえでしょう。熱いベーゼの一つくらいはご容赦くださいませ。あ、ですが”本命”である再会の挨拶代わりの将来夫婦になるお二人の”愛の営み”を見るのは御遠慮くださいませ♪」
「”愛の営み”………?あ、それってもしかして愛し合っている二人が赤ちゃんを作る為にする――――」
「わーっ!わーっ!男子もいるのに女の子がそんな事を堂々と言っちゃダメよ!」
「って、さすがにそんな事を人前でする訳ないでしょう!?――――というか、いつまで録っているのよ!?そのビデオカメラのデータを今すぐ消去しなさ――――――いッ!!」
ビデオカメラで二人のラブシーンを録画しながら呟いたシャロンの指摘を聞いて一瞬何の事かわからなかったゲルドだったがすぐに察するとその内容を口にしかけ、それを聞いたユウナは顔を真っ赤にして声を上げて制止し、我に返ったアリサは慌ててリィンから離れて顔を真っ赤にしてシャロンを睨んだ。
―――その後、ティオは制御端末の再起動を滞りなく終え……アリサ達が運んできたというメンテナンス用の部品も念のため交換される事になった、
そして、駅前に戻ったZ組は落ち着いて話をするためもあり―――――ティオ、アリサたちと共に第U分校の演習地に戻るのだった――――――
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ