第39話
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「い、今の技は…………」
「………ティオ、まだ出現しそうな気配は?」
「完全になくなりました。もう一安心かと。」
魔煌兵が倒される一連の流れを見たユウナとクルトが呆けている中リィンはティオと新たな敵の出現の有無を確認し合っていた。
「………………」
その後リィン達の所まで下りてシャロンと共に近づいてきたアリサはリィンを黙って見つめ
「………はは、何て言うか。やっぱりマキアスとグルになって狙っていただろう……?」
「フフ、この様子ですとクロスベルに来ているZ組の方がまだいるかもしれませんわね。」
見つめられたリィンはセレーネと共に苦笑していた。
「………っ………!」
一方アリサは二人の言葉を聞くと唇を噛みしめた後走ってリィンを抱きしめ
「あはは………気の利いた挨拶をちゃんと考えてたんだけど………いざ会ってみたら全部、吹き飛んじゃったっていうか………」
「そうか………」
アリサの言葉を聞いたリィンは静かな表情で頷いた後アリサを抱きしめた。
「――――久しぶりだ。直接会うのは1年以上ぶりか。綺麗になったな……正直、見違えたくらいだ。」
「ふふっ、貴方の方こそ。………でも一目で、声を聞いただけでわかった。貴方が私達の大切な人で―――――この世で一人しかいない私の愛する人だって。」
「ハハ、それは光栄だな………」
「―――久しぶり、リィン!………ん………っ!………ちゅ………ちゅるる……れる………!」
「んんっ!?……ちょっ……アリ……ティオや生徒達も……見て………」
リィンと互いに抱きしめ合ったアリサは微笑んだ後リィンに反論を許さないかのように何度も舌を絡める程の深い口づけをした。
「うふふ、やはりフォルデ様と私のご推察通りの展開になりましたわね♪」
「な、なななななななな……っ!?ア、アルにはまだ早いから、アルは見ちゃダメ〜ッ!」
「あの………わたしは今の光景どころか、教官達の性行為も見た事があるのですから、今更教官達の”らぶらぶ”な所を見せないようにしても意味がないのですが。」
「その…………もしかして彼女もエリゼさん達と同じリィン教官の……?」
「アハハ……はい。”旧Z組”の一人にして、皆さんが唯一まだ会った事がなかったお兄様の婚約者の一人ですわ。」
「フフ、今の光景を見れば少なくてもあの人がリィン教官の婚約者だって事は誰でもわかるわ。」
「……話は聞いてましたけどちょっとラブラブ過ぎません?ぶっちゃけ、ロイドさんとエリィさんのラブラブっぷりよりも凄いような………」
突如始まった二人のラブシーンに微笑んだシャロンはいつの間にか懐から取り出した携帯ビデオカメラで二人のラ
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