第五章
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てくれたら」
彼が愛するこのチームにというのだ。
「どれだけ嬉しいかって思ってね」
「大谷がいても阪神は優勝出来ないんじゃないか?」
友人の一人がこんなことを言った。
「阪神は」
「何で?」
「いや、阪神ってな」
彼はこう言うのだった。
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