第七十六.五話 γ
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でペニスまで強化してる徹底ぶりさ』
「…………は?」
『束も箒も被虐趣味だからねぇ〜。
痛いくらいがきもちいいんじゃない?』
「……」
『しかも束は処女のまま子宮を開発してたし、箒は獣化してたから本能でヤッてたし』
「獣化…あぁ…式神の憑依か…」
『先週と先々週も箒は来てたよ。
先週は束も一緒だったけど』
「ヤッてたのか?」
『一晩中ね』
千冬は頭を抱えたくなった。
モニターの中では、体に触れられる度に箒が甘い声を上げる。
「………女として負けた気がする…」
『確実に負けてるね。処女だし、彼氏居ないし』
「言うな…」
『いっそ一夏にぶち抜いてもらえばいいじゃん』
「…………………………………」
『わぁすごい。本気の葛藤だぁ』
そうこうしている合間に、一夏が箒の体を洗い終えた。
箒が湯船につかり、一夏が指を鳴らした。
「あっひぃぃぃぃぃ!?いく!いくいくいく!」
「!?」
風呂場から聞こえてきた叫び声に千冬は体を震わせた。
「え?は…?何が…?」
『一夏が箒に入れたバイブを起動したんだよ』
「こんなに乱れる物なのか…?」
『試しに一夏に頼めば?』
モニターに撮された箒は、体を痙攣させ、叫び声をあげ続けている。
「いや、やめておこう。 ……大丈夫なのかこれ…?」
『大丈夫大丈夫。箒のバイタルは監視してるからね』
「……箒はいやがっていないのか…?」
『箒が全く抵抗してないの見たらわかるでしょ?
マゾなんだよ。一夏もサドだしね』
「……サド……一夏が………」
『あと、一夏は箒に勝ちたいんだろうね』
「勝ちたい?何にだ?」
『セックスの時、一夏が先に尽きるんだよ。
だから今日こそはって思ってるんじゃない』
「そうなのか?」
『箒は気絶するけどすぐ復活するからね。
一夏も気功とか使って対抗してるけどやっぱり負けるんだ』
「一夏って何回くらい出すんだ?」
『素でヌカロクできるからね〜。
その気になれば十五は軽いんじゃない?』
「…………十五!?」
『たぶん』
「十五………十五……」
『あとさ、千冬、気づいてる?』
「何がだ」
『おま〇こ。びっちゃびちゃだよ』
「!?」
千冬がパンツスーツの股間に手をのばすと、濡れていた。
「…………………」
『大丈夫。一夏達には黙ってるから。
まぁ、でも千冬のバイタルは一夏もモニターしてるからバレてるかもしれないけどね』
「姉の威厳が…」
『そもそも無いでしょそんな物』
「アリス。最近冷たくないか?」
『さぁ?』
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