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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百八話
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に大病を患った少女を『治療』するために来ていた。
(治療とは名ばかりの『人体実験』ですが、組織が全面バックアップしてくれるなんてついてますね)
「ところで、そのエクシアという少女は何処に?」
「こちらです」
オルコット卿がヴィーティング達を案内したのは、オペ室のような部屋だった。
その部屋のベッドの上には病衣をまとい、コードに繋がれた少女が横たわっていた。
「ほう。彼女が…」
「はい!ヴィーティング殿!どうかエクシアを救って頂きたいのです!
彼女はオルコット家に永年支えた男の忘れ形見なのです!」
「ええ、全力をつくします」
ヴィーティングがオペの準備を始めた。
「オルコット卿。出ていてください」
「うむ。邪魔をするのは良くないな」
「それと朝には終わっていますのでご安心を」
「期待してますヴィーティング殿」
オルコット卿が手術室から退室した。
「レナ。貴女達は部屋の前で警護をしてください」
「イエス、マスター」
レナと呼ばれた女が部屋の外へ出る。
残ったのは、ヴィーティングと残り二人。
「スコール、オータム。貴女達は門の前ですよ」
「はぁ?ふざけんななんでアタシらが外なんだよ?
頭湧いてんのか?」
「オータムの意見に賛成ね。常識的に考えてISを持っている私達が最終防衛ラインを持った方がいいわ。
完全展開できずとも部分展開とエネルギーシールドは展開できるもの」
「私のラボを一つ潰された挙げ句検体をうばわれたのをお忘れですか?
コードネーム持ちが聞いて呆れます」
「それはテメェの所の研究員が反乱防止とか抜かして全部没収したからだろうが!」
「言っても無駄よオータム。この女は誰も信用してないもの。
さぞかし悲しい過去があったのでしょうね」
すると丁寧な口調で話していたヴィーティングがスコールをにらみつけた。
「黙れ…!」
「あら怖いわ。いきましょオータム。こんな危ない女のヒステリーに付き合ってられないわ」
スコールがオータムの手を握って部屋の外へ出ようとした時、ヴィーティングがメスを投げつけた。
しかしそれはエネルギーシールドに弾かれ、スコールとオータムに届きはしなかった。
「テメェ…!」
「いいのよオータム。ガキの癇癪に付き合っていたら疲れるだけよ」
そうして、部屋にはヴィーティングだけが残された。
side in
部屋から出ると、銃口を向けられた。
「撃ちたいならどうぞ? 跳弾で仲間を殺したいならね」
オータムの手を引いて、地上への階段を昇る。
「気に入らねぇ…あの女」
オータムは、元は大企業の令嬢。
だけど
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