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納戸婆
第二章
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「留学もしてなの」
「勉強をしています」
 今現在そうしているというのだ。
「それも楽しく」
「それはいいことね」
「はい、そしてアルバイトもして」
 そしてというのだ。
「日本のお仕事も勉強させてもらってお金もです」
「稼ぎたいのね」
「そのつもりです。宜しくお願いします」
 こうしてだった、ダイアナもこの店で働きはじめた。ダイアナは大阪市内に長期のホームステイをしつつ神戸の大学に通ってだった。
 恵子と理沙の店で働いた、日本語は流暢で接客も礼儀正しくいい店員だった。だがある日のことだった。
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