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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica15-B局員狩り〜Brother and sister showdown〜
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クラウチングスタートからのダッシュ。ティアは間髪入れずに「シュート!」って魔力弾を放ち続けて、お兄さんも「その魔法はどこで・・・!?」って驚きながらも、左脇に挟んでる三連大砲から「ブラストディセミネーター!」って、魔力弾を何十発と放射状に一斉発射。弾幕としての厚みは圧倒的にお兄さんに軍配が上がって、ティアの弾幕が一瞬にして押し返されて、あたしも射程範囲内に突っ込んでいたから急速後退。
「スバル!」
「大丈夫!」
お兄さんの周囲を疾走しながら攻撃のチャンスを窺う。お兄さんの周囲には未だに魔力スフィアが10基と設置されていて、うち5基から連射されてくる魔力弾を避け続ける。ティアも負けじと「シュート!」って魔力弾を撃ち続けてくれるんだけど・・・。
――ブラストディセミネーター――
お兄さんの張る弾幕の前には焼け石に水状態。とにかく、懐に飛び込まないことにはジリ貧になっちゃうよね。だから「ティア! クロスシフトA!」って提案した。AはBとは逆で、あたしがかく乱で、ティアが本命の一撃を撃つ陣形だ。
「馬鹿! いくらあんたでも、あの火力の前じゃ・・・!」
「大丈夫! 防御の堅さは、なのはさんやヴィータ副隊長のお墨付きだから!」
ティアにそう返しながら、“リボルバーナックル”のカートリッジを3発ロード。魔力を全部防御に回すためだ。まずは「うおおおおおお!」地面を殴りつける。土煙を上げられるかどうか不安だったけど、ちゃんと地面としてそこに存在していてくれたおかげで、ブワッと土煙を巻き上げることが出来た。あたしはすぐにその場から離れる。せっかくの目晦ましも、その場に残ってたら何の意味もない。
――ヴェロシティレイド――
「っく・・・!」
土煙を穿って来る黄色い魔力の砲撃。あたしの横2mくらいを通過して行ったから、もしかして位置がバレてる?って思ったけど、今度は違う方角に砲撃が放たれたみたいだから、お兄さんもあたしを見失ってるって判った。
(お兄さんを出来るだけ傷つけずに撃破するには・・・やっぱりアレしかないよね!)
あたしのサイボーグとしてのスキル・振動破砕。全力のなのはさんのバリア系防御魔法すら一撃で破壊できるほどの威力だ。お兄さんのデバイスを破壊してしまえば、その脅威度はグッと下がるはず。
「ウイングロード!」
“リボルバーナックル”を地面に打ち込んで、ウイングロードを無軌道に展開させると、ウイングロードが宙を走るに勢いによって土煙も晴れていく。その前にあたしは砲撃の発射地点、つまりお兄さんへ向かって疾走開始。スキルを発動した右腕の“リボルバーナックル”を構えて距離をどんどん詰めてく中、一瞬晴れた土煙越しにお兄さんと目がバッチリ合った。
「そこかい!」
――ブ
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