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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【IS外伝6】

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 その日、いぬきちは学園をのんびり散歩している時でした。


「わんわんわわんっ(散歩わん、天気がいいわわんっ)」


 突き抜けるような青空、時季は冬に差し掛かるのに暖かい日和。

 公園近くの木に差し掛かった時――不意に現れた謎の影。


「わわわん?(何か居るわん?)」

「ホゥホー(居るフクロウよ)」


 現れた謎の影は小さな梟でした、トコトコと飛ばずにいぬきちに近付く小さな梟。


「わふっ? わんわん(どうしたわん? 初めて見るわんわん)」

「ホーホー(それは当たり前フクロウ、我は今日来たばかりフクロウよ)」

「わわん(成る程わん、僕も最近来たばかりわん)」

「ホゥ?(我と同じフクロウ?)」

「わふっ、わんわん(そうわん。 僕はいぬきちって名前わん)」

「ホゥ、ホーホー(我は――名前無いフクロウから、ふぅくんでいいフクロウ)」

「わふっ(わかったわん、ふぅくんわん)」

「ホーホー(またはラブリーふぅくんで良いフクロウよ)」

「わわわん♪(わかったわん、ラブリーふぅくんわん♪)」


 出会ったばかりの二匹は謎の意気投合を見せ、その後のんびり散歩するのでした。

 何かに導かれるようにIS学園に集まる動物達、これから彼等を待ち受ける運命とは――一体どうなるのでしょうか?


「わわわん(お肉食べたいわん)」

「ホーホー(我はラブリーに抹茶を要求するフクロウよ)」
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