18話→兄と弟(前編)
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は自身のスマホを弄り、一夏に背を向けた。
「さて、立ち話もなんでしょうし、招待するわ。太郎の元へ。」
そう言って彼女が手で何かの合図をすると、厳重な門が開かれ、ガードマン達が警戒を解き、その手を敬礼の形に変える。
その間をゆっくりと歩きながら、彼女は目だけ一夏に向けて、言葉を放つ。
「自己紹介が遅れたわね。私の名は更識楯無。この学校の生徒会長よ、『義弟』(おとうと)君?」
「あ、はい」
その言葉を受け、一夏は歩を進める。
兄の待つ学園、その中へと。
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