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雪音クリスの休日
02
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同。そこにはバッティングセンターがあったり、何故かアーチェリーの設備まであった。
「パパッ」
 マッハで着替えて弓道着姿になったクリスが、レンタルのアーチェリーを構えて的を射抜く。
「うむ、射形が少し悪いようだ」
 弓道部警察でもない司令官が、艦娘のアニメ版加賀さんの射形が酷過ぎると苦情を言ったように、クリスの背後に回って大人の弓道指導を開始した。
「汚らわしいっ!」
「やっぱりコスプレデートの開始デス」
 もうデレッデレでベッタベタの娘に甘えまくられるパパ。
 背中を押し付けて、間違った振りをして防具の下の左胸を握らせて、「ホラ、こんなにドキドキしてる」とかホザいてみたり、誘いまくりの甘えまくりのクリスちゃん。
「ああ、雪音さんって、あんな可愛らしい女の子の表情をしたり、男性に甘えたりできるようになったんだね」
 良かった探しを始めた未来は、クリスがベタベタの甘々、男に体を預けてしまって、身も心も捧げそうな雰囲気で司令官に恋しちゃっているのを、お祖母ちゃんの目で見守った。
「そうですなあ、未来さんや」
 響も黒響と闇落ちを解除して、幸せそうで恋する女の子の顔をした戦友が、司令と幸せな一時を過ごしているのを、おじいちゃんの目で見送った。

 現在調が持って撮影中のビデオカメラは、光学40倍ズームで、電子ズームを入れると200倍ズームが可能、幸せで目が輝いちゃって、頬が紅潮しているクリスちゃんの表情を余す所なく4K保存した。
「通報するデス」
 切歌はもっかいSONG事務所に通報し、引き続いてエロ司令官の解任を要求して、携帯でクリスの痴態を撮影して、写メもSONGに直送した。
 陸上部隊の大量投入が決定され、数少ない聖遺物イチイバル装者保護のために装甲車両まで出動。
 ノイズ以外にはほぼ無敵の司令官を倒すために、街中での対戦車ロケットの使用許可も下りた。
 貴重なイチイバル装者の肉体を弄んだ穢れた大人に、炎竜を倒すのに用意されたのと同じロケットランチャーを鱈腹ご馳走してやろうと思う隊員や、頑強な司令官のためにRPGも多数用意され、ホムホムがワルプルギスの夜さんに発射した対艦ミサイルとか、郊外に司令を誘き出して潜水艦からトマホークミサイルを発射する準備も始まり、次第に司令とクリスの周囲に、悪意に満ち溢れた嫉妬マスク達の贈り物が集結し始めた。

「ひゃっほう〜〜っ!」
 まだ「午前中は」健康的にバッティングセンターにも入り、150キロ台のボールを打ち返して楽しんでいるクリス。
 今日はパパから「重要な話がある」と言われていたので舞い上がっていて、足が地についていない。
(も、もしかしてよう、け、ケッコンとかよう、その前に一緒に暮らそうとか言われてみやがれ、心臓止まっちまうゾ)
 昼の事とかも一応考えて、「パパにお弁
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